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マキタ新型首振り扇風機の風量目安(風速測定)CF102DZ

マキタの新型首振り機能付き扇風機(充電式ファン)CF102DZの風量って実際どれくらいなのか気になったので、風速計(アネモメーター)を使用して数値化してみました。これから同型式の扇風機を購入検討の方の参考になればと思います!

※使用している風速計はおもちゃみたいな安物ですので、今回の検証結果はあくまでも目安とお考え下さい。
※使用している風速計の詳細はこちらからご覧下さいませ。

目次

風速計との距離約50cmの場合

まずは至近距離、風速計との距離約50cmの場合の風速を測定してみます。

測定結果は以下の様になりました。風速単位はm/s(秒速)です。

モード風速(m/s)
2.2前後
2.7前後
2.9前後

風速計との距離約100cm(1m)の場合

続きまして、風速計との距離約100cmの場合の測定です。

測定結果は以下の様になりました。風速単位はm/s(秒速)です。当然ですが距離が増えた分風速も低い結果となりました。

モード風速(m/s)
1.6前後
2.0前後
2.2前後

風速体感目安

今回の風速計で使用した風速の単位は天気予報などでもよく使われている秒速(m/s)という物ですが、具体的にどれ位の「風」なのかパッとしませんよね。そこで、風の強さを分類するための風速の尺度である「ビューフォート風力階級」というものがありますので、以下の表を参考にしてみて下さい。

風力階級呼び方相当風速陸上の様子海上の様子
0平穏(へいおん) / 静穏(せいおん)0〜0.2m/s煙がまっすぐ昇る鏡の様な水面
1至軽風(しけいふう)0.3〜1.5m/s煙が風向きが分かる程度にたなびくウロコの様なさざなみ
2軽風(けいふう)1.6〜3.3m/s木の葉が揺れ、顔に風を感じるはっきりしたさざなみが立つ
3軟風(なんぷう)3.4〜5.4m/s木の葉や小枝が揺れる波頭が砕け、白波が現れ始める
4和風(わふう)5.5〜7.9m/s砂埃が舞ったり、小さなゴミや落ち葉が宙に舞う小さな波が立ち、白波が増える
5疾風(しっぷう)8.0〜10.7m/s葉のある灌木が揺れ始める水面に波頭が立つ
6雄風(ゆうふう)10.8〜13.8m/s樹木の枝が揺れ、傘がさしにくくなり、電線が唸る泡立った波頭が広がる
7強風(きょうふう13.9〜17.1m/s大きな木が全体に揺れる、向かい風に歩くのがつらくなる波頭が砕けて白い泡が風に吹き流される
8疾強風(しっきょうふう)17.2〜20.7m/s樹木の枝が折れ、歩行困難波頭が砕けて水煙となり、泡は筋を引いて吹き流される
9大強風(だいきょうふう)20.8〜24.4m/s屋根の瓦が飛び、人家に被害が出始める大波となり泡が筋を引く。波頭が崩れて逆巻き始める
10全強風(ぜんきょうふう) / 暴風(ぼうふう)24.5〜28.4m/s樹木が根こそぎ倒される。人家に大きな被害が出始めるのしかかるような大波。白い泡が筋を引いて海面は白く見え、波は激しく崩れて視界が悪くなる
11暴風(ぼうふう) / 烈風(れっぷう)28.5〜32.6m/s広範囲に被害が及ぶ山のような大波。海面は白い泡ですっかり覆われる。
12颶風(ぐふう)32.7m/s以上広範囲に甚大な被害が及ぶ大気は泡としぶきに満たされ、海面は完全に白くなる。視界は非常に悪い

マキタの扇風機CF102DZは風力階級だと2階級位で、軽風(けいふう)程度という事になります。

結果考察

当然ながら至近距離の50cmの方は1mに比べ風速が早い結果となりました。しかし、注目すべきはそこではなく、風速の変化の違いです。

50cm、1m共に、弱から中の風速変化量が大きかったのに対し、中から強だと風速の変化量が少ない事が判明しました。中から強にモードを変えると、明らかにファンの音が変わり、高回転しているにも関わらず、風速は大きく変化していないのは不思議ですね~!

中と強では風速の差は僅か!この結果から考えれば、節電、モーター寿命を考慮し、強モードを使う意味はあまり無いとも言えます。面白い結果ですね!

ただし、もう一度言いますが、今回使用した風速計は中華製の安物ですので、まともな数値が出ているか不明ですし、実験環境も適当ですので、あくまでも目安という感じですのでご注意ください!

検証動画

風速測定したときの動画版です。こちらも参考にしてみて下さい。

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