マキタ リチウムイオンバッテリーの種類 対応充電器 2020年版

現在マキタの掃除機や電動工具等にメインで使用されている急速充電、途中継ぎ足し充電可能なリチウムイオンバッテリーシリーズには7.2V、10.8V、10.8Vスライド、14.4V、18V、36V、40V更には14.4Vライトバッテリー、18Vライトバッテリーなどと物凄い数の種類があります。電圧の違いやバッテリーの形状により、それぞれ使用できるアイテムが異なりますし、充電器も互換するもの、しないものがあります。はっきり言って数が多すぎてややこしいですよね!?

そこで、今回はマキタのリチウムイオンバッテリーシリーズの種類や特徴、それぞれの対応充電器等はどれなのか、分かりやすくまとめてみました。これからマキタの掃除機や、電動工具等を買おうとしている方、バッテリー&充電器を買おうとしている方の参考になれば幸いです。

目次

7.2V

7.2Vはマキタのリチウムイオンバッテリーシリーズで一番電圧が低いバッテリで、バッテリは電動工具の本体に差し込んで使用するタイプです。電圧も低くバッテリ容量も少な目ですが、その分小型で軽量というメリットがあります。掃除機やペンドライバドリル、懐中電灯など、小型ならではの製品ラインナップです。現在マキタの7.2V対応電動工具は13モデルで、充電器は7.2V専用品を使用します。

名称容量重さ充電時間充電器価格相場
BL7010
1.0Ah約104g約30分DC07SB
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BL0715
1.5Ah約136g約35分posted with カエレバ

10.8V

10.8Vには同じ電圧でも、電動工具本体に差し込ん取り付ける差込式と、スライドして取り付けるスライド式の2種類があります。表記が「10.8V」となっているものは差込式を意味し、「10.8Vスライド式」と記載されているものはスライド式というものになります。

双方電圧が同じでも取り付け方法が全く異なり互換性はありませんので注意して下さい。ここの項では10.8V差込式に付いての情報を書いていきます。

10.8Vの差込式は、コンパクトに加え7.2Vよりもハイパワーが必要な工具にも対応しています。掃除機やジグソーやマルノコ、インパクトドライバー、レシプロソーなど本格電動ツールに使用可能です。使用可能な工具のラインナップは27モデルで、充電器は専用品を使用します。

名称容量重さ充電時間充電器価格相場
BL1013
1.3Ah約168g約50分DC10WA
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10.8Vスライド式

10.8Vスライド式バッテリーは、本体にスライドして取り付けるタイプのバッテリです。差込式10.8Vと異なり、基本的にバッテリを本体外部に取り付けられますので、バッテリーを大きくしても、どこかに干渉することなく各電動工具に取り付け可能です。

電動工具もコンパクトなものが多くバッテリーの重さも14.4Vや18Vのバッテリーよりも軽いため、パワーと作業性のバランスが取れたバッテリーです。10.8Vスライド式が使える電動工具はインパクトドライバ、ジグソー、マルノコ、扇風機(ファン)、ラジオなどなど90モデル以上と多く、近年人気のバッテリータイプと言えます。プロからDIYで使用するユーザーまで満足できるパワーと性能だと思います。充電器は専用品を使用します。

名称容量重さ充電時間充電器価格相場
BL1015

1.5Ah約210g約22分DC10SA
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BL1040B

4.0Ah約375g約60分posted with カエレバ

※2018/6/18追記:10.8Vスライドバッテリー対応の新型充電器「DC18RE」が発売されました。

14.4V

14.4Vからはプロ仕様という位置づけで、使用できる電動工具のラインナップが一気に増え、使用できるものは冷却ファンジャケットなどを含めれば130モデル以上もあります。バッテリーはスライド式を採用し、取り付け部は18Vと同じ形状で、多くの18V機種にも互換します。ただし、逆パターンの14.4Vの機種に18Vは互換、取り付けできませんので注意が必要です。

バッテリー容量も6.0Ahと大容量のものがありますが、そのぶん重量は結構増すことになります。パワーと連続使用が求められるまさにプロの現場用ですね。しかし、近年18V機種が登場して以来、14.4V機種の存在価値が昔より低くなりつつあります。バッテリーが18Vのものより多少軽く、価格も少し安いとうのがメリットです。充電器は18Vと共通です。

名称容量重さ充電時間充電器価格相場
BL1415N
1.5Ah約299g約15分DC18RF
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BL1430B
3.0Ah約505g約22分posted with カエレバ
BL1440
4.0Ah約540g約36分posted with カエレバ
BL1450
5.0Ah約535g約45分posted with カエレバ
BL1460B
6.0Ah約576g約55分posted with カエレバ

※2017年暮れに新型の急速充電器DC18RFが発売され、バッテリーによりさらに高速充電が可能になりました。詳細はこちら

18V

一昔前までは14.4Vが主流でしたが、18Vが登場以来その圧倒的なパワー、連続使用性のおかげで作業効率がアップし、プロの現場では18Vが主流になりつつあります。使用可能機種はマキタのリチウムイオンバッテリーシリーズの中で一番多く237モデルと圧巻です。14.4Vよりも2倍以上多い機種が使用可能です。

また、18V機種の多くは14.4Vバッテリーも互換し、取り付けられます。ですから、これから電動工具を買い揃えていく方は14.4Vと18V機種では差ほど価格差がありませんので、18V機種を購入したほうがお得かもしれません。ちなみに18V機種は中古として売る時も高価になる傾向があります。

14.4Vの機種には18Vバッテリーが取り付けられませんが、18V機種には14.4Vバッテリーが取り付け可能で、価格差はあまり無し。14.4Vを買うメリットがあまりないと思います。

18Vのバッテリーは2つ直列に取り付け「36V」で使用できる電動ツールがあるのも特徴です。それにより、よりハイパワーが必要な草刈り機、芝刈り機、チェンソーも使えるようになっています。この2つのバッテリーを取り付けて使用できる方式はマキタだけと言われています。充電器は14.4Vの物と共通です。

名称容量重さ充電時間充電器価格相場
BL1815N
1.5Ah約340g約15分DC18RF
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BL1820B

2.0Ah約370g約24分posted with カエレバ
BL1830B
3.0Ah約540g約22分posted with カエレバ
BL1840B
4.0Ah約615g約36分posted with カエレバ
BL1850B
5.0Ah約635g約45分posted with カエレバ
BL1860B

6.0Ah約660g約55分posted with カエレバ

※2017年暮れに新型の急速充電器DC18RFが発売され、バッテリーによりさらに高速充電が可能になりました。詳細はこちら

14.4V/18V車載専用充電器DC18SE

あまり知られていませんが、マキタ14.4Vと18Vバッテリーをクルマのシガーソケットを使って充電することができる車載専用充電器DC18SEという充電器もあります。この充電器があれば、クルマで移動中にマキタバッテリーを充電できますので、現場で電源が確保できなかったり、電動工具を出先で使うことが多い方には結構便利なのではないでしょうか!?

また、キャンプや車中泊、アウトドア、災害発生時もクルマさえあればマキタバッテリーを充電することができますので、そのようなときは重宝すると思いますね!ただし、バッテリの充電時間は家庭用電源AC100Vを使う充電器より劣ってしまいます。ちなみにこちらの充電器DC18SEは一般的な乗用車のバッテリー12Vとトラックなどに使用される24Vバッテリー両方に対応しておりますので、使い勝手は良いですよ!※マキタライトバッテリは非対応です。

バッテリ名容量充電時間充電器価格相場
BL1415N1.5Ah約30分DC18SE

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BL1430B3.0Ah約60分
BL14404.0Ah約90分
BL14505.0Ah約110分
BL1460B6.0Ah約130分
BL1815N1.5Ah約30分
BL1820B2.0Ah約45分
BL1830B3.0Ah約60分
BL1840B4.0Ah約90分
BL1850B5.0Ah約110分
BL1860B6.0Ah約130分

36V(バッテリ単体1個仕様)

36Vバッテリー単体タイプは18Vを2つ付けて使用するタイプではなく、バッテリー一個で36Vのタイプです。ですから18Vのバッテリーとは互換性がありません。※バッテリーコンバータを別途購入すれば18V×2を取り付け可能。

特徴としては兎に角ハイパワーで、AC100Vコンセント式、エンジン式に匹敵するハイパワーを発揮します。そのためバッテリーは大きくて重いです。使用可能機種は芝刈り機、大型ブロア、チェンソー、ハンマドリル、草刈り機など、ハイパワーが必要とされる機種が多く、対応モデルは12モデルと少な目です。充電器は専用品を使用します。

名称容量重さ充電時間充電器価格相場
BL3622A
2.2Ah約1.4kg約60分DC36WA

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BL3626
2.6Ah約1.3kg約22分DC36RA

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40V

2019年10月マキタ最高峰ハイパワーを誇る40Vバッテリー(Li-ion40Vmaxシリーズ)機種が追加ラインナップ!今までマキタの最高峰ハイパワー機種と言えば、18Vバッテリーを2個セットして使用する36V機種と、少し大きめの36Vバッテリー1個を搭載して使用するモデルでした。36Vシリーズはハイパワーではあるものの、その反面、重くて大きいとい決定的なデメリットがありましたが、マキタ新型40Vバッテリーシリーズはそれらを大幅に改善してくれています。

新登場の40Vバッテリーはハイパワーながらもバッテリーサイズが18V並みにコンパクトに抑えられており、更に新技術「スマートシステム」により工具、バッテリー、充電器間で最適化デジタル通信がされ、ハイパワーかつバッテリーの長寿命化を実現、高負荷時の連続作業時間も向上している。

バッテリーの耐久性も申し分なく、優れた耐落下性や耐衝撃性を備えると共に「IP56」に対応した防塵、防水性も備える。充電には40Vバッテリー専用の「DC40RA」急速充電器を使用します。

現代において「コードレスツール」というのは当たり前の時代となってきていますが、これからは「コードレスは当たり前」に加え、よりコンパクトで軽量&ハイパワー、それでいて連続作業性が高く、仕事の効率化が求められる時代へシフトしてきていますので、今後マキタ40Vシリーズのラインナップは増えていくのかもしれません。

2019年11月現在、40Vmaxシリーズの機種はインパクトドライバ、ドリル、マルノコ、レシプロソー、グラインダ等しかなく、ラインナップは少ない状態ですが、これから様々な電動ツールが発売されるはずですので、今後の展開に目が離せませんね!

※IP56保護等級はバッテリ単体時のものですので、各ツールに取り付け時はそちらの等級に準じます。

名称
容量充電時間充電器価格相場
BL4025
2.5Ah約28分DC40RA

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BL4040

4.0Ah約45分posted with カエレバ

40V用充電器で14.4V/18Vバッテリーも充電可能

DC40RAは基本的に40V用専用充電器ですが、別売りの互換アダプタ「ADP10」を使用することで14.4V/18VバッテリーをDC40RAで充電することができます。

14.4Vライトバッテリー

少しややこしいのですが、マキタの14.4Vバッテリーには「14.4Vライトバッテリー」という物が存在します。ライトバッテリーシリーズとは一体何なのかと言いますと、簡単に言えば「一般ユーザーDIY向けのシリーズ」といったところで、プロ仕様というよりもライトユーザー向けの商品です。こちらは前途した通常の14.4Vバッテリーとは電圧は同じものの、バッテリ差込形状が異なりますので、工具、充電器共に互換性はありませんのでご注意下さい。

名称容量重量充電時間充電器価格相場
BL1411G

1.1Ah不明約30分DC18SG
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BL1413G
1.3Ah不明約30分posted with カエレバ
BL1415G
1.5Ah不明約35分posted with カエレバ

18Vライトバッテリー

こちらもプロ仕様ではなく一般ユーザー向けのシリーズの18V版といったところです。18Vライトバッテリーを使用する電動工具と14.4Vライトバッテリーを使用する機種同士の互換はありませんが、充電器は共通です。無論、18Vライトバッテリーは通常の18Vバッテりーと差込口が異なりますので、電動工具、充電器共に互換しません。電動工具のラインナップも極端に少ないので、はっきり言ってこのライトシリーズは14.4V、18V共におすすめしません。買うなら絶対通常版の18Vシリーズの方が良いです。ライトバッテリーシリーズはホームセンターで安く売ってますので、安さに釣られる前にしっかり通常の14.4V、18Vなのか、それともライトバッテリーシリーズなのか確認してくださいね!違いを分からず、こちらを買ってしまう方も結構いるようです。

名称容量重さ充電時間充電器価格相場
BL1813G
1.3Ah不明約30分DC18SG
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BL1815G
1.5Ah不明約35分posted with カエレバ

バッテリ別互換機種数

バッテリー別電動工具機種互換数をまとめると、以下の様になります。18Vがぶっちぎりで1位となっており、需要の多さが分かります。しかし、最近のマキタ新商品の傾向を見ていると、コンパクトでそこそこパワフルなスライド式10.8Vバッテリーの機種もラインナップ数が一気に増えていますので、市場のニーズが多いのだと思います。これからは10.8Vスライド式バッテリーを使う機種も注目ですね!

順位バッテリータイプ互換数
1スライド式18V
237モデル
2スライド式14.4V130モデル
3スライド式10.8V90モデル
4差込式10.8V27モデル
5差込式7.2V13モデル
6スライド式36V12モデル
714.4V
ライトバッテリ
9モデル
8スライド式40V8モデル
918Vライトバッテリ2モデル

まとめ

まとめると、電圧やバッテリーの形状により使用可能な電動ツールが異なりますし、充電器もそれぞれ異なる。

同じ電圧のバッテリーでも容量や取り付け形状が異なるものがあり、基本的に電圧が高く大容量のバッテリーは重くて大きくなり、充電時間も長くなるということですね。高電圧、大容量は価格も高価になるのも特徴です。

使用可能ラインナップが多い順番は18V(237機種)>14.4V(130機種)>10.8Vスライド(90機種)>10.8V(27機種)>7.2V(13機種)>36V(12機種)>14.4Vライトバッテリー(9機種)>40V(8機種)>18Vライトバッテリー(2機種)という順番になります。

これからマキタの掃除機や電動工具を揃えようとしている方に、少しでも参考にして頂けたら幸いです。

※掲載データは記事を書いた2019年11月現在のものです。メーカーの仕様変更、新発売品がありますので、商品ご購入の際は必ず販売店にご確認下さい。

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コメント

コメント一覧 (10件)

    • 折原信夫様
      現在は市販されているショップが見当たらない様です。マキタ販売店にお問い合わせしてみて下さい。

  • 日曜大工を趣味としてます。最近発売される14.4V商品が、ライトバッテリィー傾向にあると思われますが、今までの充電器や製品と互換性が無いとの事で新しくドライバー購入で悩んでいます。1415N、1430を持ってます。
    今後は、ライトバッテリーに移行するのですか?

    • 竹内 徹様
      最近発売される14.4Vとはどの商品の事でしょうか?型番等の情報を教えて頂けると助かります。

  • 失礼ながら18V機種に14.4Vバッテリーが使えると言う情報を他所では見た事が無いのですが本当でしょうか?
    買い足しにあたって14.4Vインパクトを持っている身としては切実な問題でして。

    • あまりに古い物だと互換しない物もあります。お使いのインパクトの型番分かりますでしょうか?

  • インパクトドライバを購入しようと思っていました。

    と言うか買ってしまったので自己解決しました。
    TD171DRGXです。
    本当に動くんですねえ。、、、
    まぁ、電圧ドロップ分全てがそういう動きにはなるんですが。
    勉強になりました。

    今回はありがとうございました。

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