大工の友人から格安でマキタの18VインパクトドライバーTD170Dを譲ってもらったので分解掃除メンテナンスしてみることにしました。
このインパクトドライバーの使用期間はおよそ1年ですが、建築現場で酷使されたものですので、一般家庭で使用したものよりは汚れなどが酷い印象です。
●マキタTD170Dの外装交換(ハウジング)方法はこちらの記事をご覧ください。
動作は特に問題無しですので、分解掃除すればまだまだ長く使えると思います!って普通は分解しませんが(笑)
分解法方法
早速分解していきます。まずは本体上部裏のフタを固定しているビスをはずしてフタを外します。
フタが外れました。汚れが結構溜まってますね。
本体のケースを分解します。側面のプラスビス全てを外します。
ビスを全て外したら、ケースを手で引っ張り外します。
初めて分解すると固着しているので慎重に外します。
ケースがぱっか~んと開きました。中は汚いです・・・
中身は意外とパーツ少ないですね。シンプルイズベスト!
ゴムのラバーを外します。このパーツは一番最初にはずしておいてもOKです。
このパーツも微妙に汚れてます。
本体のモード切替ボタンをスライドさせ外します。
ハンマー部分をマイナスドライバーこじって外します。
バッテリー台、LEDライト、配線をすべて外すと内部ユニットが取り外せます。
ハンマーに付いているプラカバーも外します。
ハンマーからモーターを外します。
ここもホコリが溜まってました。
モーターコイルから磁石を取り外します。
磁力で引っ付いて取りにくいですが、真ん中の軸を押すと何とか外すことが出来ます。
このパーツも汚れがビッシリです。
これは洗浄するのも大変そうですね・・・
これで一通りの分解は完了です。分解した部品は汚れやホコリがいっぱいですね。さすが1年間使用されただけあります(汗)
洗浄メンテ
分解したパーツを掃除していきます。コイル基板のよごれはパーツクリーナーでふっ飛ばしました。しっかり乾燥させれば大丈夫かな!?
超綺麗です!作戦成功!
配線関係のパーツはウエットティッシュで拭きました。
エアーコンプレッサーも所持しておりますが、準備するのが面倒なので手動エアーブローでホコリ飛ばし!
水洗い可能なパーツは洗剤を使って洗います。
使い古しの歯ブラシは細かいところまで汚れを掻きだしてくれるので重宝します!
ぴかぴかです♪
洗浄したパーツ達。掃除前とは比べ物にならないくらい綺麗です!
しっかり乾燥させたらこのパーツを組みたてていきます。
組立て
組立ては基本的に分解の逆手順となりますが、ところどころにグリスアップを施しました。モーターの軸(歯)にはウレアグリスを塗布。
回転切り替えスイッチのプラパーツには侵食されにくいシリコングリスを塗布。
ビット取り付け部には家にあったミシンオイルを塗布。
逆手順で組み込んでいきます。
ビスはインパクトドライバーで締めると大幅時短可能ですね!
完成
これにて自己流分解メンテナンスは完了!見た目が見違えるほど綺麗になりましたね!
ボディを水洗いした甲斐がありました!
動作も問題ありませんでした!しかも動作音が心なしか軽やかです!掃除とグリスアップのおかげかも知れないですね。
マキタのインパクトドライバー、定期的にメンテナンスしていけば寿命も延びそうなので、これからも定期的に分解メンテしていきたいと思います。
無論、メーカーでは分解などを禁止していますので、保証が受けられなく可能性が大きいですので、分解メンテは自己責任となります。
こちらは分解組立ての動画版です。何らかの参考になればと思います。
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