自分の知識と家にあるものだけで10円玉をピカピカにしてみることにしました。ネットや動画サイトにある方法とはちょっとやり方が違いますが、果たして何処まで綺麗になるか!?ちなみに10円玉の素材は青銅だそうです。(銅95%、亜鉛4%~3%、すず1~2%)
磨く10円玉は財布に入っていたものを使用。光沢は皆無で黒ずんでます(汗)
平成元年式ですので、30年前のものとなります。
ハイトレール
まずはハイトレール強力酸性洗浄剤に漬けて大まかな汚れを落とす作戦です!ハイトレールとは本来船舶の洗浄に使用される強力洗浄剤で、赤錆、青さ、しぶ取りに使われるものです。
その洗浄力の強さから、トラックのステンレスパーツや、マフラーの焼け色取りなどにも使われたりしています。実はトラックドライバーの御用達アイテムでもあります!
※酸性ゆえ、取り扱いに注意!換気、ゴム手袋、ゴーグルは必須です。
ハイトレール通販相場
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10円玉をガラスの容器に入れ、スポイトでハイトレールをたらしてみると、、、
即効で黒ずみが無くなっていきます!ハイトレール強力すぎ!
数分でここまで綺麗になりました!ハイトレール作戦成功です!※たぶんサンポールでも綺麗になると思います。
ハイトレールから引き上げ、水ですすいだ10円玉。きれいではありますが、艶がなく、鏡面にはなっていない。
こいつをさらに磨き、ピカピカにしていきます!!
ブルーマジック
次に使用するアイテムは、金属磨きの定番ブルーマジックメタルポリッシュクリーム!クルマ好きならみんな知っているアルミやステン磨きクリームです。
この怪しい色と、鼻を突くアンモニア臭がたまりません(笑)※要換気
ブルーマジックで磨く前にちょっとした工夫を凝らします。この様に10円玉に厚めの両面テープを貼り付けます。
そして10円玉をダンボールなどの適当な物に貼り付けます。こうすることで、磨き面全体を一気に力強く磨くことが出来ます!この固定方法はお勧めです。手で10円を押さえながら磨くと意外と大変です。
固定したらキッチンペーパーや布にブルーマジックを適量塗布し、ひたすらシコシコ磨きます!!
ひたすら磨き続ける、ここまで光沢が出てきました!!!かなりいい感じ♪
電動ツールでバフがけ
今度はインパクトレンチに取付けたフェルトでさらに磨きを仕上げていきます!10円玉は両面テープで固定されているので、回転ツールも使用可能です!
チュイーンっと一瞬でこの輝き!やっぱ電動道具ですね!
年号が記載されている裏側(本来裏表はないらしい)も同じ工程で磨いていきます。
両面磨いたら側面の磨きです。側面はフェルトでこの用に磨いたら直ぐにピカピカになりました!
側面は手で磨くと時間がかかりそうですね、、、
最終仕上げ
磨き作業が終わったら、最後に柔らかい布かティッシュで10円玉全体の汚れを丁寧に拭き取ります!
ピカピカ鏡面
そしてついに完成!こちらが磨き上げた30年前の10円玉です!この光かた半端ないですね~!
平等院鳳凰堂も輝きを取り戻しました!!
汚れている10円玉とピカピカにした10円玉の比較。まるで別の硬貨と思えるぐらい色が違う、、、
ハイトレールとブルーマジックの組み合わせ、なかなか良いと思います!作業時間も10分少々です!10円玉磨きをしようとしている方、一度試してみてはいかがでしょうか!
コンパウンドで磨くともっと綺麗に!?
今回はあえてノーコンパウンドのケミカルで10円玉を磨いてみましたので、薄い傷などが残っています。
コンパウンドを使用してゴリゴリ磨くともうちょっと綺麗に磨けたかもしれません。
しかし、10円玉が極端に削れたり、損傷する恐れがあるので、使用を控えました。
なんといっても、お金を極端に削ったり、破損させると違法らしいですからね(汗)その辺は注意して10円玉磨きをしましょう!
ちなみにハイトレールでアルミの1円玉を洗浄すると、解ける恐れがあるのでやめた方がよいと思います!1円玉以外の素材ならたぶんハイトレールでも大丈夫です!
機会があれば5円、50円、100円、500円玉もピカピカにしてみたいと思います!
こちらは別の10円玉を磨いたときの動画です。こちらも参考にしてみて下さい!
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