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マキタ充電式クリーナーCL106FDZW購入レビュー

マキタの充電式コードクリーナー紙パック式CL107FDSHWフルセット品を所持していますが、バッテリが互換する姉妹機のカプセル式CL106FDZW充電器バッテリ別売りが安かったの購入してみました。

そこで今回はCL106FDZWの特徴や違い、吸引力などをCL107FDSHWと比較を交えてレビューしてみたいと思います。これからマキタの充電式クリーナーを購入予定の方で、CL106FDかCL107FDで迷っている方のお役に立てれば幸いです。

※掃除機型式の~FD以降のアルファベットは付属品等の識別です。文中では省略してFDまでの記載で述べてある部分がありますので、予めご了承下さい。

CL106FDZWはバッテリ、充電器別売り。CL106FDSHWはバッテリ、充電器付きのフルセットといった感じですね。基本的に掃除機本体の型式は~FDのところまでです。

目次

CL106FDZW基本情報

【主な仕様】
●仕様:カプセル式集塵・トリガースイッチ
●本機寸法:長さ958×幅100×高さ150mm(パイプ・ノズル付)
●質量:0.98kg(バッテリ含む/ノズル・パイプ除く)
●電源:スライド式Li-ionバッテリ 直流10.8V-1.5Ah又は4.0Ah
●集じん容量:600ml
●吸込み仕事率:19W
●連続使用時間:22分(BL1015取り付け時)
●保証:取扱説明書に掲載(メーカー保証購入から1年)
【付属品】
プレフィルタ/フィルタ/ノズル/ストレートパイプ/サッシ(すきま)ノズル/取扱説明書

CL106FDZWは充電器、バッテリは別売りですがその分実売価格は激安で、5000円を切っているお店が多いです。すでに10.8Vスライドバッテリと充電器をお持ちであれば、お手軽に買える金額となっています。

ノズル類はマキタの他のコードレスクリーナーに付属してくるものと同じものが付属してきます。標準ノズル、サッシノズル。ストレートパイプの3点です。

集塵方式はCL107FDの紙パック式と異なり、カプセル集塵式を採用しています。ゴミ捨ての際ホコリが舞いやすいという欠点がありますが、その分使い捨て紙パックなどの購入費用は掛からないメリットもあります。

個人的にカプセル式がゴミ捨てを捨てる際ホコリが舞うと言うのはあまり気になることは無いですね。捨て方にもよります。※カプセル式の正しいゴミの捨て方はこちらから

付属のプレフィルタ、フィルタは出荷時に本体内に取り付けられていますので、箱に入っていなくても心配しないでOKです。

プレフィルタは洗って繰り返し使えますがフィルタは消耗品扱いで汚れたら別途購入する必要があります。しかし別売りの高機能フィルターに交換すれば洗って再利用できます。その分多少吸引力は低下すると思います。

かなり軽い

早速手持ちのバッテリBL1015を取り付けてCL106FDZWを持ってみると、兎に角軽いです!CL106FDは紙パック式の姉妹機CL107FDが約1.1kgに対し約0.98kgと120g軽いですからね!体感的にバッテリーをつけていない状態のCL107FDと同じくらいです。

重さの違いはボディーのシェイプアップの差かと思いますね!画像上がCL107FDで下がCL106FDです。紙パック式とカプセル式の構造の違いもあるとは思いますが、CL106FDはCL107FDより少しだけスリムボディです。

トリガスイッチ

CL106FDはトリガスイッチを採用していて、トリガを引いたときだけモーターが稼動するようになっています。CL107FDのように3種の吸引モードは無く、トリガを引いて電源オンで吸引モードは1種のみです。

吸込み仕事率は19Wとなっています。ちなみにCL107FDはパワフル(32W)、強(20W)、標準(5W)となっていますので、それに比べると結構低めです。吸引力については後述。

トリガースイッチの最大のメリットとして、こまめにスイッチがオンオフしやすくバッテリー消耗を防ぐというものがあります。

CL107FDなどのワンタッチスイッチだと一度電源をいれたらこまめに切らずに稼動させたまま移動することが多いですが、トリガスイッチだとそういったことが少なくなります。

例えば階段などの段差では、ワンタッチボタンだと一度も電源を切らずに移動していくと思います。しかしトリガスイッチだと一段ごとにトリガを戻す使い方が簡単にできますので、それを繰り返すと結構な節電になるのかも知れません。

トリガスイッチのデメリットとしては、トリガを引いてないと吸引できないと言う事です。トリガを長く握っていると疲れるという購入者レビューも結構多いですし、このようにトリガを握らず掃除機がけしたい場面では不利です。

不便ゆえにトリガを輪ゴムやリピートタイで固定する方もいるほどです。それからワンタッチスイッチと違って吸引モードを変えられないのもちょっと不満ですね。

トリガを握っている間はCL107FD同様LEDライトが点灯しますので、家具の下、日中でも光が差し込まない暗い廊下などを照射することが出来ます。説明書を見る限り、CL107FDにあるLED点滅によるバッテリー残量警告機能は無さそうです。

吸引力チェック(コイン)

CL106FDZWの吸込み仕事率は19Wと決して高い数値ではありませんが、果たして実際のところどうなのか!?1円玉~500円玉までの吸引力テストを行いました。

吸い進めていくと、1円玉(約1g)は流石に余裕でクリアしましたが、5円玉(約3.7g)からすでにキツイ感じです。パイプを直角にして隙間を少なくしないと吸えませんでした。

ちなみにモーター騒音は結構静かなイメージで、CL107FDの強か、それより少し静かといったところです。

隙間を少なくして何とか全コインの10円(約4.5g)、50円(約4g)、100円(約4.8g)、500円(約7g)を吸うことが出来ましたが、正直いっぱいいっぱいかと思います。

CL107FDにおいては、32Wのパワフルモードで簡単に全コインを吸え、かなりの余裕がありました。

サイクロンアタッチメント

続いてマキタ純正サイクロンアタッチメントA-67169を取り付けての吸引力テストです。こちらのサイクロンアタッチメントを取り付けると吸引力が多少低下する事からメーカーでは15W以下の吸込み仕事率の掃除機への取り付けは推奨していません。果たして19WのCL106FDはどうか!?

サイクロンアタッチメントを取り付けていないとき同様、1円玉は余裕で吸えたものの、それ以降のコインは結構キツイです。

またしてもパイプを直角にし、隙間をほぼなくして全コインを吸えましたが、サイクロンアタッチメント+CL106FDで重いゴミを吸うのは向かない感じがしますね。

今度は軽めののゴミを想定した大鋸屑(おがくず)吸引です。流石に大鋸屑は軽い様で、面白いように渦になってダストケースに吸われていきます。

吸込み仕事率19Wの掃除機にサイクロンアタッチメントを取り付けると、軽めのゴミ向けと言えそうです。

CL106FDの吸引力に関しては20Wを切っている数値ですし、実際に使ってみてもパワー不足を感じます。特に、今まで18Vの吸引力最強機種、CL181FD(37W)、CL182FD(37W)、それに次ぐ吸引力のCL107FDSHWを使用してきた私にはその吸引力の差が顕著に体感できました。

CL107FDとCL106FDどちらが良いか

今回CL106FDを購入してみていろいろ検証した結果、ほぼ実売価格が一緒のフルセットを購入する場合CL106FD(SHW)とCL107FD(SHW)のどちらを買えば良いのか!?

結論としてはカプセル式、トリガー式に強いこだわりが無ければ、CL107FDを買うことをおすすめします!

※CL107FDに関してはこちらに詳しいレビューがあります。

ほぼ同じ値段でCL107FDの方が最大吸込み仕事率が32WとCL106FDの19Wよりも13Wの差もありますからね!多少掃除機の重さは増えても、この差は大きいと感じます。20W切ると、やはり現代のハイパワー機に慣れている方の殆どが吸引力の弱さに不満を持つはずです。

機能面でもCL107FDはモードが3種類あるので、場面で使い分ければバッテリの消耗節約に関してもトリガタイプのCL106FDに負けていないと思います。

CL107FDの標準モード(5W)はCL106FDの動作音よりも静かですので、壁がしっかりしていれば深夜帯でも使えるというメリットもあります。

紙パック式採用でランニングコストがが掛かるというデメリットに関しては、繰り返し使えるダストバッグにサイクロンアタッチメントの組み合わせでクリアできるはずです。

サイクロンアタッチメントはほぼダストケース内にゴミが貯まりますので、カプセル式と同じような使い勝手です。

以上のことから、CL106FDとCL107FDを比べると、CL107FDの方がコスパに優れていると思います。現在双方の掃除機でどちらにするかお悩みの方の参考になれば幸いです。

動画でみる

実際にCL106FDを使用してコインを吸ったり、サイクロンアタッチメントを取り付けてみた動画です。こちらも参考にしてみて下さい。

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