マキタコードレスクリーナーの大人気アクセサリー「ロック付サイクロンアタッチメント」にショートバージョンが登場しましたので早速購入してみました。
今回購入したのはスノーホワイトカラーです。マキタ18VコードレスクリーナーCL281FDに取り付けます。
カラーバリエーションと価格
カラーバリエーションは3色展開、価格は3500円(税別)となっております。
カラー | 品番 | 価格(税抜き) |
---|---|---|
オリーブ | A-72431 | 3500円 |
スノーホワイト | A-72453 | 3500円 |
ブルー | A-72447 | 3500円 |
サイクロンアタッチメントとは
サイクロン掃除機と言えば、ダイソンを連想する方が多いと思いますが、マキタのサイクロンアタッチメントはその簡易版といったところです。
掃除機で吸い込んだ空気とゴミに回転を与え、その回転で発生した「遠心力で」空気とゴミを分離し、ゴミだけをダストケースに溜め込む仕組みですね。
ほとんどのゴミはダストケースに溜まり、掃除機本体へは溜まり難くなります。紙パック式掃除機を使用している場合は紙パックの節約、カプセル掃除機を使用している場合はフィルタ掃除の手間がかなり軽減されます。
また、掃除機本体にゴミが殆ど溜まりませんので、掃除機の吸引力が落ち難く、安定した吸引力を維持することができます。
マキタサイクロンアタッチメントは簡易分解可能で水での丸洗いもOK!メンテナンス性も良好です!
ロック付きショートサイクロンアタッチメントの特徴
標準タイプのサイクロンアタッチメントは長さがある分、狭い隙間の掃除機掛けは不得意でした。また、重量もかさんでしまい、腕への負担が大きかったです。
今回新登場したロック付ショートサイクロンアタッチメントは標準の長さのロック付サイクロンアタッチメントに比べて長さ約125mm短縮、重さ約72g軽量となり、狭い隙間でも取り回しが良くなりましたし、腕への負担も多少軽減されます。
項目 | ロック付標準タイプ | ロック付ショートタイプ |
---|---|---|
ダストケース長さ(実測値) | 270mm | 145mm(-125mm) |
重量(実測値) | 370g | 288g(-72g) |
集塵容量(カタログ値) | 400ml | 250ml(-150ml) |
しかしながら、ショート化された分、ダストケース集塵容量は標準タイプの400mlから250mlになっていますので、大鋸屑や猫の餌など、嵩張る固形物を吸い取ると、たちまちダストケースが満タンになります。
とはいえ、一般家庭で掃除機掛けをする場合は、ほとんどがわた埃だと思いますので、たちまちダストケースが満タンになってしまって、詰まるような事はないでしょうね。
数か所のお部屋の掃除機掛けで、せいぜいわた埃の塊が数センチ溜まる位です。集塵容量が半分でもストレス無く使用できるはずです。
私の場合、標準タイプのサイクロンアタッチメントを使用しているときも、掃除機掛けをするたびにダストケースのゴミを捨てていましたので、集塵容量が少なくなっても全く問題ないです!
溜まったゴミを毎回捨てるのが面倒で放置してしまいそうな方はショートサイクロンアタッチメントはおすすめできないといえますね。
こまめにゴミを捨てる事に慣れている方はショートサイクロンアタッチメント絶対おすすめです!コンパクトで取り回し良し!軽くて腕の疲労軽減!
ロック付ショートサイクロンアタッチメント適合機種
ロック付ショートサイクロンアタッチメントが取り付け可能なコードレスクリーナーはパイプロックボタンが付いている機種全てとなります。
【ロック付ショートサイクロンアタッチメント適合機種型番一覧】
●CL001G/カプセル式(40Vmax)
●CL280FD/カプセル式(18V)
●CL281FD/カプセル式(18V)
●CL282FD/紙パック式(18V)
●CL113FD/紙パック式(通販生活限定モデル、マキタのターボ60)バッテリ内蔵型
※マキタの公式サイトでは通販生活モデルCL113FDへの適合は記載されておりませんが、当方CL113FDを所持しており、実際に取り付けてみたところ、動作致しました。自己責任で取り付ける分には問題無いと思います。
ロック付サイクロンアタッチメント装着時おすすめの別売品
標準又はショートタイプのサイクロンアタッチメントは掃除機本体とストレートパイプの間に取り付けて使用することになります。
そうなると、必然的に掃除機の全長が長くなってしまい、高身長の方以外使用しにくくなるという問題が発生いたします。
そのような時におすすめなのがショートストレートパイプ340(ロック付)です。
ショートストレートパイプ340は標準のストレートパイプよりも短くなっていますので、サイクロンアタッチメントを間に取り付けて長くなった分を補正してくれるんです。これでいつも通りの長さの掃除機となります。
はじめてサイクロンアタッチメントを購入する方は合わせて購入することをおすすめします。値段も安いですからね!
カラー | 品番 | 価格(税抜き) |
---|---|---|
スノーホワイト | 459481-9 | 370円 |
ブルー | 412474-7 | 370円 |
オリーブ | 413757-8 | 370円 |
ショートサイクロンと標準サイクロンの吸引力の違い
ロック付きショートサイクロンアタッチメントと標準サイクロンアタッチメントとで吸引力が異なるのか?
手持ちの簡易デジタルバキューム計でそれぞれ吸引力を計測してみた結果、どちらも数値はほぼ同じで、違いは誤差程度でした。因みに騒音値もほぼ同じです。
よって、ロック付きショートサイクロンアタッチメントと標準サイクロンアタッチメントとで、吸引力は変わらないと思われます。
※安物計器による素人計測です。正確なデータではありません、目安程度にお考え下さい。
ショートタイプと標準タイプの違い・互換性
今回発売されたショートサイクロンアタッチメントと従来タイプの標準サイクロンアタッチメントの違いは全長と重さ、集塵容量という事を前述しましたが、今度は部品視点での違い、互換性をご紹介いたします。
ダストケースとメッシュフィルタの長さの違いは外観で直ぐに分かりますが、その他、サイクロンアタッチメントの核である本体部の筒の長さも異なるようで、ショートサイクロンアタッチメントの本体部の筒が短くなっていました。
そういった違いはあるものの、ダストケースとメッシュフィルタ取り付け部の構造や取り付け部径は共通ですので、双方互換します。
例えば、↓のように、標準タイプのサイクロンアタッチメント本体部にショートタイプのダストケース、メッシュフィルタが取り付けられます。もちろんその逆も可能です。
このような組み合わせで実際に掃除機掛けをしてみると、特に問題なく使用することが出来ました。ゴミもしっかり分離され、本体へのゴミの侵入は無し!
今回掃除機掛けしたのは一般家屋であり、ゴミはわた埃程度しかない状況なので、問題なかったのかもしれませんが、普通にゴミが吸える事は確認できました。
格安でショートサイクロン化可能!?
ショートサイクロンアタッチメントと標準タイプのサイクロンアタッチメントのダストケースとメッシュフィルタ取り付け部は共通という事が分かりました。
という事は、元々標準サイクロンアタッチメントをお持ちであれば、わざわざショートサイクロンアタッチメントをアッセンブリで丸ごと買う必要もない!?
ダストケースとメッシュフィルタをマキタの販売店や金物店で単品購入して取り付ければ安上がりのはずです。
それぞれの価格は不明ですが、ダストケースとメッシュフィルタを単品で購入してもロック付きショートサイクロンの定価である、3500円よりは安いと思います。
更に安く済ませたい場合はダストケースの購入のみというのもありかもしれません、標準サイクロンアタッチメントのメッシュフィルタはショートサイクロンアタッチメントの物より約40mm長いのですが、取り付けは可能です。
メッシュフィルタが長く突き出た分、集塵量が更に少なくなってしまいそうですが、こまめにゴミを捨てるのであればそれほど問題にはならないでしょう。
というよりも、標準タイプのサイクロンアタッチメント本体部の筒は長くなっていますので、こちらの組み合わせの方が不都合が少ないような気もします。
勿論自己責任となりますが、このような裏技もありかもしれません!
部品単品を購入する場合は、品番が必要となります。以下品番ですので参考にしてみてください。※品番は個人調べです。最終確認はご購入者様が販売店でご確認ください。
部品名称 | 品番 |
---|---|
ショートサイクロンダストケース | 4138663 |
ショートサイクロンメッシュフィルタ (スノーホワイト) | 4138671 |
パイプロックなしのサイクロンアタッチメントにも取付可能
ロック付ショートサイクロンアタッチメントのダストケースとメッシュフィルタは、ロックなしのサイクロンアタッチメント本体部にも取り付け可能です。
ロックなしのサイクロンアタッチメントにはショートバージョンが無いようですが、単品でショートバージョンのダストケースとメッシュフィルタを購入すればショート化が可能ですね!
こちらに関してもダストケースのみ購入もありかと思います。
ショートサイクロン装着時はクリーナースタンドに立てられる?
ロック付ショートサイクロンアタッチメントとショートストレートパイプ340の組み合わせ且つ、アタッチメントを掃除機下側に取り付けている状態で、汎用のスティッククリーナースタンドに立てかけられるのか?
実際に試してみると、問題なく立て掛けられるスティッククリーナースタンドとスティッククリーナースタンド背もたれ部にサイクロンアタッチメントが干渉して立て掛けられないものがありましたので、購入時は注意が必要です。
↓画像の汎用スティッククリーナースタンドは山崎実業製の「プレート(型番3275-WH)」という商品ですが、こちらはロック付ショートサイクロンアタッチメントとショートストレートパイプ340の組み合わせ且つ、アタッチメントを掃除機下側に取り付けている状態でも問題なく立て掛ける事が出来ました。
↓画像のようにサイクロンアタッチメントを掃除機上側に取り付けている場合は、ほとんどの汎用クリーナースタンドで、そのまま立て掛ける事が出来ると思います。
それから、ショートストレートパイプ340ではなくて、標準のストレートパイプを取り付けている場合、アタッチメント下の長さが増しますので、アタッチメントを上下どちらに取り付けていても殆どの汎用スティッククリーナースタンドに立て掛けられると思います。
ただし、標準のストレートパイプ装着時は掃除機がかなり長くなり、スティッククリーナースタンドに立て掛けると非常に不安定になり、ちょっとぶつかっただけで転倒するリスクがありますのでおすすめしません。
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