マキタの紙パック式掃除機に採用されている紙パックは、カタログ上だと集塵容量330mlとされていますが、実際330mlと言われてもどれくらいのゴミの量なのかピンときませんよね!?
そこで、今回は吸引力が著しく低下するまで使用した紙パック(ゴミが満タン)を切り開き、実際どれくらいの量のゴミが入っているのか検証してみることにしました。
満タンの紙パック
検証で使用した紙パックは、現行マキタの紙パック式で使われているものと一緒で、型番でいうと「A-48511」。今回はこの紙パックをCL182FDで吸引力が著しく低下するまで使いました。ご覧の通り紙パックはパンパンですね。
ゴミはぎっしり詰まっていて、横から見ても紙パックが膨れているのが確認できます。
流石にここまでゴミを溜め込むと吸引力も低下し、粉物系位しか吸えないレベルです。米粒などの固形物は吸い取るのも困難です。
ゴミの重さ
ゴミの重さは何を主に吸っているか、環境により変わってくると思いますが、一応計ってみることにしました。我が家の場合ですと、主にフローリングの掃除機がけに使用しています。まずは基準となる未使用の紙パックの重さです。5gですね。
そしてゴミ満タンの紙パックはというと、総重量38gありました。ここから5gを引くと、紙パックの中に入っていたゴミの重さは33gと言う事になりますね。おそらく殆どが綿埃だとおもいますので、それで33gだと結構な重さかもしれません。中身がどうなっているのか興味深いですね!
紙パックの中身
紙パックをカッターで切り開き、ゴミを取り出してみます。果たして中身はどうなっているのか!?
こちらが紙パックの中に詰まっていたゴミです!綿埃が圧縮されて入っている感じですね。見た目9割以上が綿埃です。
紙パックから取り出してみると、予想以上にゴミが詰まって入ってました。
ゴミをほぐす
ゴミは吸われる際に吸引力により圧縮されてゴミパックに貯まっていきますので、この塊の状態だとほぼ330mlなのは理解できます。ではこのゴミをほぐすとどれ位になるのか!?
ゴム手を使ってゴミをほぐしていきます。こんな作業は日常でほぼする事はないので貴重な体験です(笑)
そしてこちらが塊をほぐしたゴミです。やはり結構な容量で、この状態だと余裕で330ml以上ありそうです。
まとめ
容量330mlの紙パックですが、綿埃のゴミは圧縮されて紙パックに貯まっていきますので、実際にはそれ以上の容量のゴミが貯まっているとう感じでしょうか。今回の場合、実際に入っているゴミの量は重さ約30gで、結構な体積であることが分かりました。
今回の検証で分かった事は、綿埃のようなフワフワしたものは圧縮され(潰れて)、て吸われていくので、実際には330ml以上吸えるということ。
逆にキャットフードや米、砂利などの固形物は吸われても圧縮されませんので、ほぼ紙パック容量の330ml分しか吸えず、直ぐ紙パックが満タンになるという事ですね!
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