マキタのLEDフラッシュライトML802の後継機ML808が発売されていたので購入してみました。ML808の特徴や機能、ML802との違いなどを詳しくレビューしてみたいと思います!
基本仕様
●仕様光源:LED4.9W1灯
●照度:170~4,500lx(光束190lm)
●14.4V/18V対応
●寸法:297×79×119(長さ×幅×高さmm)※BL1860B装着時
●重さ:0.43kg(バッテリ未装着時)
●27段階ズーム
●12段階首振り
●ストラップ付き
●バッテリ別売り
連続点灯時間 | ||
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バッテリ電圧 | バッテリ名称 | 点灯時間 |
14.4V | BL1415N | 約5.5時間 |
BL1430B | 約9.5 | |
BL1460B | 約20時間 | |
18V | BL1815N | 約7.5 |
BL1830B | 約14時間 | |
BL1860B | 約32時間 |
外観
外観はML802がベースとなっていて一見変わりないように見えますが、ML808は広角ズーム切り替え機能が搭載されダイヤルが付いておりヘッド部分が少し変わりました。
グリップはインパクトドライバーなどに採用されているガングリップ形状でスイッチは人指し指のところにあります。
LEDもLM802が3.2W1灯だったのに対し、ML808は4.9W1灯とパワーアップしています。レンズも分厚いプロジェクターの様な物になっています。
ズーム機能
ズーム調整ダイヤル「ズームリング」を回すことで広角を27段階に調整可能で、ムラの無い光を照射でき、対象物が見やすくなっています。ズームリングを回すと手にクリック感が伝わってきます。左に回すと広角、右に回すとスポットです。
首振り12段階
首振りはML802と同様の12段階切り替え可能で、床に置いても角度調整に困らないですね。こちらも動かすたびに強めのクリック感が伝わってきますね。
画像左の状態から右の状態まで12段階調整です。
吊り下げストラップ
付属の吊り下げ用ストラップは本体の上下二箇所に取り付け可能で、吊るして使う事もできます。状況に合わせて取り付け位置を変えたり、ヘッド角度を変更して使える仕様ですね。
明るさ(屋内)
こちらは部屋の照明を消した真っ暗な状態で広角最大にて約1m先の壁に照射した様子です。距離が近いのに広範囲を照らしていますし、ムラが無いです。
同環境にてこちらは広角最小のスポット状態です。こちらは照射範囲が狭いですが、かなり明るい感じです。
部屋の照明を点けているときの部屋の明るさはこれ位です。ML808の照射がかなりの明るさと言う事が分かります。
明るさ(屋外)
外に出て、広いところで照射してみました。こちらは約10m離れた壁に広角最大で照射した様子です。かなり広範囲に光が広がってますが、そのぶん明るさに欠けますね。
こちらはズームリングを中間程の位置に持ってきたときの照射の様子です。これくらい絞ると結構明るいですね。
こちらはスポット最大の照射。照射範囲が狭い分かなりの爆光です。数百メートル位遠くまで照らすことが出来ました。
クルマのハロゲンライトとも比較してみました。こちらはクルマのヘッドライトの様子です。
こちらはML808のズームリング中間位置の照射で同じところを照らしてみました。流石にクルマのヘッドライトには劣りますが、4.9W1灯の割には明るいと思いますね!ズーム機能素晴らしい!ML802では絶対ここまで明るくないですからね!
仕事から遊びまで
ML808を使ってみての感想は、ズーム機能が兎に角気持ちいいですね!広範囲をもムラ無く照らせますし、スポットではるか遠くを照らすことも可能です。
照明のない暗い屋内の仕事から、キャンプやつりのアウトドアまで幅広く使えるフラッシュライトかと思います!また、18Vの6.0Ahでは驚愕の32時間点灯が可能ですので、災害時の懐中電灯、照明にも頼もしいと思いました。
ちょっとだけ残念だったのが防水仕様じゃないところぐらいですかね。しかし、多少の雨程度でしたら問題はなさそうな作りかとは思います。
定価は7200円ですが実売価格は5000円位です。マキタの14.4V、18Vをお持ちの方はチェックしてみて下さい!ML802より進化していてかなり強力なフラッシュライトです!
動画版
こちらはML808の動画版のレビューです。記事とあわせて参考にしてみて下さい。
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