洗濯機を設置している洗濯機パン。通常ここに水がたまる事はないのですが、水がたまった形跡がありました。
点検するため洗濯機を横にして下を覗いてみると、排水ホースに破れがあるのを発見しました。どうやらパンに溜まっていたいた水は排水ホース付け根からの水漏れの様です。
ということで、今回は日立の全自動洗濯機「白い約束NW-7MY」の排水ホース水漏れ修理をDIYで行ってみました。
排水ホースの交換は可能なのか?
排水ホースの破れをどのように修理するかですが、今回は手っ取り早く排水ホースを丸ごと交換することにしました。
しかし、ネットで調べてみると白い約束NW-7MYは排水ホースが本体下部に接着剤を使用して取り付けられており、メーカー側では一般ユーザーでの排水ホース交換を推奨していないようでした。
とは言え、実機を見る限り十分DIYで排水ホース交換可能そうな構造なのでチャレンジしてみる事にしました!
因みに排水ホースはネット通販で日立純正の専用品が単品販売されており、それを購入しました。価格は税抜き990円。品番は「NW-7MY002」長さは146cmあり、長すぎる場合はカットして使用することも可能です。
今回のホース破れを機にホームセンターで売られている汎用品排水ホースを流用しようとも思いましが、純正品が信頼性高いと思ったので、純正を使用することにしました。
新品購入から9年目で初の水漏れですからね!この洗濯機の耐用年数は7年なのでかなり頑張ってくれた方だと思いますね。やっぱ純正は耐久性良いと思います!
BW-V70C、NW-6MY、NW-6SY、NW-6TY、NW-70A、NW-7MY、NW-7SY、NW-H60、NW-T73、NW-Z78
近くにあるケーズデンキ、ヤマダ電機に足を運び、店員さんに聞いてみたところ、どちらも答えは同じで、店頭販売はしておらず、取り寄せのみ可能と言われました。ネット通販で買えますので、そちらの方が手っ取り早いかと思います。
排水ホース交換
洗濯機の脱水コースを選び、数十秒運転させ本体に溜まっている水を排水します。水が抜けたら洗濯機を前側に倒します。地べたに倒すと傷が付きますので、スポンジバスマット等を敷くことをおすすめします。
作業性を向上させるため背面パネルを取り外します。背面パネルはプラスビスを取り外し、上側に引くと簡単に外せます。
台座とホースを止めているバンドを外し、ホースをフリーにします。バンドを外す際は慎重に行ってください。ちょっと力を入れて外そうとしたらバンドの爪を欠いてしまいました。組み込むときはリピートタイで固定するようですね。
背面2本のプラスビスと底面のプラスビス7本を外し、洗濯機の台座を取り外します。
台座を取り外さなくても、排水ホース交換は出来ますが、外してしまった方が作業スペースが増えて快適に作業できます。
ホースの取り外し
洗濯機本体に接続されているホース付け根のバンドを外します。ホースは接着剤で付いているので、バンドを外しただけでは取り外せません。
ホースの取り付け
無事ホースが外せたら、付け根をお掃除。こびり付いたボンドにはワイヤーブラシが有効でした。
付け根は接着剤を塗るのでパーツクリーナーで脱脂も行いました。
ホース付け根に接着剤を塗ります。今回使用した接着剤は「セメダインスーパーXホワイト」という商品です。
今後のメンテナンス性を考え、ボンドを塗らずにネジ式のホースバンドで止めようとも思いましたが、今回はボンドを使用しました。
新しいホースを取り付けます。本体とホースに切欠きがあるので、ホースの取り付け位置を間違う心配は無いと思います。この辺は純正品ならではですね。
分解したついでに、普段洗う事の出来ない洗濯機内部と台座のお掃除もしておきました。
台座を取り付け、排水ホースと台座を固定します。前述したとおり、ここのバンドを欠いてしまったのでリピートタイで固定しました。
排水ホースの取り回し固定。この取り回しは本体から見て右排水の取り回しとなります。
因みに本体から見て左排水の場合、ホースの取り回しはこのように固定します。
今回使用した接着剤は完全硬化まで24時間かかるとの事なので、24時間以上経過したあと水漏れのチェックをしました。水漏れはありませんでしたので、修理は上手くいったようです。
まとめ
排水ホースが洗濯機本体に接着剤で取り付けられているタイプの洗濯機は、メーカー側でユーザーによる交換を推奨していませんが、実際に交換してみると難易度はそれほど高くありませんでした。
DIYが得意な方なら十分自分で交換可能かと思います。排水ホースは取り付け位置や取り回しの点からも日立純正品がおすすめですね!価格も安いですし、品質も良く耐久性もありそうなので今後しばらくは破れなどはないと思います!
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