約5年間使用したパナソニックのウォシュレット(ビューティトワレCH931S)が故障したので、後継機のCH941Sに交換することにしました。
CH931Sの故障症状は水圧が弱い
CH931Sの故障症状は、洗浄水圧が弱くなって、強弱切り替えてもとにかく水圧が弱いといったものです。チョロチョロとまでは言いませんが、おしりを綺麗に洗浄できる水圧では無いですね。
この症状をネットで調べてみると、各部フィルターの詰まりや、ノズル、パイプの詰まりの可能性もあるとの事で、ウォシュレットをバラバラに分解して該当部分を点検掃除してみたのですが、それでも水圧は上がりませんでした。
そもそも、フィルタやノズル部分は思ったほど汚れていませんでしたね。
となると、水量を調整するノズル後部に付いているモーターや機構の不具合なのかも?と思いこちらを分解、動作確認をしてみたのですが、こちらも問題なしの様子。
ここまでやってみても直らないという事は、水を送り出す(圧送する)部品の不具合の可能性が高いと思われます。
ウォシュレットを取り外した状態で時間もかけていられませんので、この度後継機のCH941Sの付け替えに踏み切りました。
CH931SからCH941Sへの交換は簡単
今回取り付けるパナソニックのウォシュレット「ビューティトワレCH941S」は故障した「ビューティトワレCH931S」の後継機にあたりますので、台座や給水ホース取り付け部分は共通となっており、取り付けは非常に簡単です。
ウォシュレットを丸ごと付け替えるだけですので、10分もあれば作業完了すると思います。
※型番Sの次に続く記号「WS」や「SPF」はカラー識別記号です。私はWS、ホワイトを購入しました。
ウォシュレットの取り外し(CH931S)
電源プラグ、アース線を取り外します。
止水栓をマイナスドライバー等で時計回りに回し全閉し、給水を止めます。
水道水フィルター(水抜き栓)をプラスドライバーまたはマイナスドライバーで緩め、給水ホース内の水圧を逃がしてやります。この時、水が少量でますので、雑巾でおさえながら作業した方が良いですね。念のため下にはバケツもあると良いでしょう。
本体と給水ホース接続部のクイックファスナーを取り外します。クイックファスナーの△部にマイナスドライバーなどを差し込み、こじるとファスナーのツメを起こすことができます。
ツメが外れたらクイックファスナーをスライドさせて給水ホースから取り外します。
給水ホースを本体から取り外します。
本体脱着ボタンを押しながら、本体両側部を持って手前に引き本体を取り外します。
本体を取り外す事が出来ました。
本体を取り外したら、折角ですので普段見えないところの掃除もしておきましょう!
CH931SとCH942S比較画像
取り外したCH931Sと新たに取り付けるCH941Sを並べてみました。後継機だけあって外観は全くと言っていいほど同じですね。画像左がCH931Sで右がCH941S。
裏側も全く同じです。※CH941Sには梱包状態でグレーの取り付け台座が付いていますが、後に外します。
スイッチパネルもほぼ同じですが、CH941Sにはリズムとムーブ機能が追加されています。給水ホース接続部は同じですので、ホースは既設の物を使用することができます。※メーカーでは水漏れの恐れがあるため既設ホースの使用を推奨しておりませんが、今回は自己責任で既設ホースを使用します。
ウォシュレット本体を固定する台座は一部デザインが変わっているものの、品番(PP-GF20)は同じで互換します。こちらも元から付いていたものをそのまま使用します。
梱包状態では台座が本体に取り付けられています。本体脱着ボタンを押しながら台座を引き抜き取り外しました。
ウォシュレットの取り付け(CH941S)
ウォシュレット本体の取り付けは取り外した時の逆手順。台座の溝と本体の溝を合わせパチンと音がするまで後方に押し込みます。押し込む際、本体脱着ボタンを押す必要はありません。
隙間やグラつきが無いかを確認。
給水ホースを本体に接続します。今回は既設のホースを使用。
※接続する前にパッキンの痛みなどが無いかも点検しておきましょう。
※取説では水漏れの恐れがあるため既設ホース使用を推奨しておらず、新品交換を推奨しています。
給水ホースと本体接続部にクイックファスナーをスライドさせてはめ込みます。クイックファスナーも新しいものは使用せず、元から付いていたものを使用しました。
クイックファスナーをロックします。
クイックファスナーのロック方法は施工取説にも詳しく記載されていますので、ロック方法が分からない場合はそちらを参考にしましょう。
止水栓をマイナスドライバーで反時計回りに回し、全開にします。
アース、電源プラグを取り付けます。
今回は配線がかさばらないように100均で購入した配線まとめボックスにて配線をスマートにまとめてみました。ゴミも付き難くていい感じです。
以上でウォシュレット本体の取り付けは完了となります。10分程度で付け替え可能かと思います。
今回使用しなかった新品部品は予備で保存しておきたいと思います。
動作の確認
本体の取り付けが終わりましたら、施工取説の試運転ページの指示に従ってウォシュレットが正しく動作するか確認しておきましょう。
水圧を確認。勢いよく洗浄水が噴射されます♪いままで水圧が弱くてすごく煩わしかったのですが、これで一安心!快適ですね♪トイレに行くのが楽しみになります(笑)
以上パナソニックのウォシュレットビューティトワレ付け替え作業ブログでした!今後同型のウォシュレットをDIYで取り付け予定の方は何らかのヒントになれば幸いです!
コメント