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100均ダイソー インパクトドライバー用ビット レビュー

私は普段マキタの18Vインパクトドライバーでビス打ちするときは、基本的にマキタ純正を含むメーカー品のビット、タジマやベッセル等しか使用したことがありませんが、100均でインパクトドライバー用ビットが売っていたので、興味半分で購入してみました。

そこで100均のビットはメーカー品と比較して精度が悪いのか?耐衝撃性はどうなのか!?色々と検証、テストを行ってみたので皆さんにシェアできればと思います!個人的な100均工具のイメージとしては「安かろう悪かろう」ですが、果たしてどうでしょうか。

目次

電動ドライバー用ビット

今回100均ダイソーで購入した商品はこちらです。全長150mmの両頭+ビットで、サイズは使用頻度の多い2番。磁力付きで材質はS2鋼。取り付けサイズは6.35mm六角軸ですので、一般的なインパクトドライバーでしたら殆どの機種に取り付け可能です。

通常工具メーカーで販売されているビットは18V対応などと記載されているのですが、このダイソーのビットには何ボルト用などの記載はありませんでした。

ビット先端の比較

サイズが同じ双方のビット先端の作りや精度などを、まずは目視でチェックしてみましょう。短い方がマキタ純正の♯2ビットで、長い方がダイソーの♯2ビットです。

ビット先端を見比べてみると、ぱっと見は双方違いが見られませんが、よ~く見るとダイソーの方はマキタ純正ビットに比べて削り出し加工精度がちょっとだけ悪いように見えます。

実際にビスにビットをしっかり押し込んで見るとその差が分かりやすいですね。マキタ純正ビットはピッタリプラスビス溝に収まっていますが、ダイソーの方は少しだけ隙間があるのが確認できます。

ここの精度が悪いとカムアウトの原因に直結するので、やはりメーカー品は精度が良いですね!

実際に使ってみた

100均なので、多少の精度の悪さは許容すべきだと思いますが、問題なのは実際に使えるかどうかですよね!?特にプロの現場で使うならアウトでも日曜大工程度で使えるかどうか。

実際にマキタ18VインパクトドライバーTD170Dで57mmコースレッドを桧材に締めこんでみると、特に問題なく締め込みができました。

ただし、感覚的ではありあますが、マキタ純正ビットに比べしっかりと押す力(推力)をかけていないとカムアウトしやすい感じがしましたね。上記の項で述べたビット精度の差かと思います。

実際に使っている様子はこちらの動画をご覧いただければと思います。

耐衝撃性テスト

ダイソービットのパッケージには特に何ボルト用とかの記載がされていないので、どれ位の衝撃に耐えられるか不明のため、自ら耐衝撃性をテストしてみたいと思います。

衝撃テスト方法はいたってシンプルで、この様にビットをインパクトドライバー同士に繋いで最速打撃してみます。

黒い方はマキタの18VインパクトドライバーTD170Dで最大締め付けトルクは最大締付トルク 175N・m。青い方はマキタの18V、TD171Dで最大締付トルク 180N・mです。双方締め込み方向にて最速打撃にセットし、スイッチオンします。

テストを開始してみると、思いのほか衝撃が強くインパクトドライバーの方が壊れそうな勢いです。しかし、以外にもビットはなかなか折れませんでした。

いや~予想では即効でビットが折れたり砕けたりすると思っていたのですが、ダイソービット侮れませんね。ノーダメージです。

耐衝撃実験はこちらの動画をご覧いただけると、ダイソービットの強さが分かります。参考にしてみて下さい。

まとめ

ダイソーのインパクトドライバー用ビットを実際に使用してみて、日曜大工程度の使用にはなんら問題ない印象を受けました。

精度は工具メーカー品には多少劣りますが、ビスに対してしっかり押す力をかければ極端にカムアウトすることも無いと思います。耐衝撃性も18Vインパクトドライバーでも行けそうです!

ただし、今回はビスを数本しか打っていない状況での感想ですので、ビット先端、軸の耐久性はいまのところ不明です。

これからヘビーユースしてみてどうなるのか気になるところですが、耐久性がなくても割り切れるのが100均の良いところでもありますのでDIYユースならダイソービットありかと思います!

無論プロの方々には絶対的な耐久性、信頼性が必要となりますので、そういった場面ではやはり工具メーカーのしっかりしたビットを使った方が良さそうです。以上ダイソーで買ったインパクトドライバー用ビットを使ってみての感想でした。

因みにダイソーでは今回紹介した他にもインパクトドライバー用ビットがサイズ、長さ違いで何種類か売っていましたので、興味のある方はダイソーの工具コーナーを覗いて見てください!

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