先日の事、いつものようにソニーハンディカム(FDR-AX60※2018年製)を使用していると、液晶タッチパネルが全く反応しなくなってしまいました。
電源や録画ボタン、ズームボタンなどの物理ボタンは問題なく動作し、録画もしっかりされているのですが、タッチパネルだけが反応しないという不具合です。
タッチパネルが反応しないと動画再生確認や各種モード切替などが出来なくなり本当に不便極まりないです。重要な物を録画中にこのような事態に陥ったら本当に厄介ですよね。
購入から今まで、何かにぶつけたとか地面に落としてしまったこともありませんでしたので、当初は指が乾燥していたせいでタッチパネルが反応しないのか?
とも思いましたが、どうやらそうでは無いようでした。指が潤っていてもタッチパネルは全く反応せずでした。
- 2018年製(2019年1月購入)
- 週に1~2回使用、1~2時間撮影
- 今まで故障や落下履歴などなし
液晶タッチパネルが反応しない原因
ソニーハンディカム(FDR-AX60)のタッチパネルが反応しない不具合をネットで調べてみると、同じ症状に陥っている方が結構いる事が判明。
原因としてはバリアングル式液晶モニター(可動液晶モニター)部分のフレキシブル基板の断線もしくは断線寸前による接触不良によるもの可能性が高いとの事。
なるほど納得です。FDR-AX60は収納時は基本的にバリアングル液晶を閉じており、撮影時はバリアングル液晶を起こしますから、長年使っているとバリアングル液晶部のフレキシブル基板が千切れてしまっても不思議ではありません。
ファインダーをメインに使用する方ならバリアングル液晶のフレキシブル基板の動作頻度が少ないかもしれませんが、多くの方はバリアングル液晶を見ながらの撮影になるかと思いますので、それがフレキシブル基板の劣化速度を早める原因かもしれません。
私はこのカメラをまあまあの使用頻度で4~5年使用していますから、そろそろ壊れてもおかしくはないのかもしれません。それともこれもソニータイマー!?(笑)
買い替えさせるためにあえて壊れやすい部品を使用しているのかもしれません。だとしたらちょっと残念な気持ちになりますね。
即席対処方法
タッチパネルが反応しなくなってしまった際の即席対処方法としては、以下の方法が有効です。
- モニターを何度か開閉してみる。
- モニターを側面に開く。
- モニターを動かしながらタッチパネルが反応するとところを探す。
私の場合これで何とかタッチパネルが反応するようになりました。とは言え、だましだまし使用している状況なので、反応するときとしないときがあります。
いずれ何をやってもタッチパネルが反応しなくなるかと思われます。
なお、ソニー公式サイトに書いてあった方法のバッテリーを取り外してから数分後に再度バッテリを取付けるという方法ではダメでした。やっぱりフレキシブル基板が千切れかかっているのでしょう。
修理せずにタッチパネル機能を全て使うならリモコンを使う(RMT‑835)
フレキシブル基板が完全に断線したら、タッチパネルは完全に使用不可になってしましますが、それでも液晶画面を操作する方法があります。
結論として、リモコン(RMT‑835)を使用することです。FDR-AX60にリモコンなんてあるの?と、思う方もいるかもしれませんが、それがあるんです!
ソニー公式のサイトでもFDR-AX60のアクセサリーとしてリモコンはありませんが、FDR-AX60にはリモコン受光器が元から備わっており、他機種用のリモコンRMT‑835が使用可能なんです!
リモコンRMT‑835はAmazonなどで大体1000円位で購入可能!電池は別売りでボタン電池のCR2025が必要ですが電池は数百円しかしませんので大した痛手にはならないかと思います。
リモコン操作方法は至って簡単で直感的に操作可能です。基本手には十字キーで項目を選んで真ん中のエンターボタンで決定するといった感じです。ちなみにリモコンは数メートル離れたとろからでも操作可能。
これで全てのタッチパネル液晶項目の操作ができるようになります。
HDR-PJ800 NEX-VG900 NEX-VG30 NEX-VG30H HDR-CX560V HDR-CX630V HDR-CX720V HDR-PJ20 HDR-PJ790V HDR-PJ40V HDR-TD10 HDR-TD20V NEX-VG20 NEX-VG20H NEX-VG30 NEX-VG30H HDR-PJ590Vなど。
※Amazonの販売ページによるもの。
リンコンを使用するにはタッチパネルでの設定が必要
リモコンRMT‑835を使用する際に一つだけ注意点があります。リモコンを使用するにはタッチパネルでセットアップ項目のリモコン「入/切」設定を「入」にしないとリモコンを使用することが出来ません。
ですから、液晶タッチパネルがどうにかこうにか、なんとか使用できているうちにリモコン「入」設定を完了しておく必要があります。
タッチパネルを修理するには
私の場合、今のところタッチパネル以外のところに不具合ありませんので、今後はリモコンを使用してカメラ使い続けていく予定です。
修理するとなると
- ソニーに修理依頼をする
- DIYで修理する
- 保証が残っていたら保証で修理。
の、いずれかになるかと思います。
①の場合おそらくですが、それなりの金額がかかると予想されます。
②の場合、調べてみると中華サイトのアリエキスプレスなどでFDR-AX60に互換しそうなフレキシブル基板が売っていましたので、腕(技術)があるのであれば安く直すことも出来るかもしれません!
③の場合、購入したショップにより延長保証の有無などがことなりますので、要確認ですね。
いずれにせよ、修理中はカメラを使用することができませんので、カメラを頻繁に使用する方は予備機の購入を検討することも必要かもしれないですね!
まとめ
今回の記事ではソニーハンディカムFDR-AX60のタッチパネルが反応しなくなった時の対処方法をまとめてみました。
同じ機種をお使いの方で同じ症状に悩まされている方は是非参考にしてみてください!
なお、今回はFDR-AX60の場合でしたが、もしかすると似たような機種、FDR-AX55、FDR-AX45、FDR-AX40の同じような不具合にも対応可能かもしれません!
タッチパネルが動かなくなってしまってどうしようもなくなってしまった場合、お試しあれ!
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