マキタカプセル式充電式クリーナー(14.4V/18V/40Vmax)を簡単にサイクロン一体式に変更できるサイクロンユニットキットA-74500が新発売されたので購入してみました。
集塵容量は250ml、カラーは3色展開で、スノーホワイト、オリーブ、マキタブルー。
CL001G/CL280FD/CL281FD/CL180FD/CL181FD/CL140FD/CL141FD
※CL180FD/CL181FD/CL140FD/CL141FDなどのパイプロックなしの機種でもOKです!
※10.8V以下の機種はカプセル径が細いので取り付け不可
サイクロンユニットの取り付け方(CL281FD)
今回はこちらのマキタカプセル式クリーナーCL281FD(18V)にサイクロンユニットを取付け、サイクロン一体式にしてみますが、他のモデルもやり方は同じです。
不要なパーツの取り外し
カプセルをひねり、取り外します。
高機能フィルターEXをひねり、取り外します。
クリーナー本体からステーとスポンジフィルターを取り外します。ステーは爪で止められていますので、そこを押しながら取り外す感じです。
各パーツを外すとこのようになります。
取り外したパーツは次に使う出番が来るまで使用しませんので、水洗いして乾かし、保管しておきましょう。
サイクロンユニットパーツの取付け
クリーナー本体のフィルタ装着部を固く絞った雑巾などで綺麗に掃除をします。
サイクロンユニットキットに付属してきたスポンジシートを取付けます。このとき、スポンジシートに隙間が無いようにしっかり取り付けましょう。
サイクロンユニットキットに付属の高機能フィルターを差し込むように取り付けます。取り付けにくい時は回しながら押し込むと取り付けやすいですよ。
カプセルを取り付けるのと同じようにサイクロンユニットをクリーナー本体に取付け、サイクロンユニットの取り付けは完了となります!取り付けは簡単ですね!
サイクロン一体式なのでクリーナーの全体サイズは殆ど変わりません。ただし、掃除機の重量は約200g増加。
こちらはCL281FDに本体分離型サイクロンを取付けたものと比較。いかにサイクロン一体式がスマートなのか分かります。こちらの場合だとサイクロン一体式の方が約135g軽量になります。
サイクロン一体式掃除機のゴミの捨て方
サイクロンユニットのゴミ集塵容量は250ml。容量を超えるとフィルタの目詰まりが促進され、吸引力低下につながりますので、ダストケースのゴミ捨てライン(ゴミ箱マーク)までゴミが溜まる前にゴミを捨てましょう。
ゴミの捨て方は簡単で、ダストケース2箇所のボタンを押しながらダストケースを取り外し、ゴミ箱にサッと捨てるだけです。
集塵容量を増やす裏技
サイクロン一体式ユニットには、実は本体分離型のサイクロンダストケースが流用可能です。こちらのダストケースに付け替える事で、集塵容量を250mlから400mlに150ml増やす事が可能となります。
無論ダストケースが大きくなってしまう事で、取り回しが悪くなったり、重量が少し重くなってしまう点もありますので、流用取付けする際はその辺をご留意ください。
サクロン一体式ユニットの分解清掃方法
サイクロン一体式ユニットは分解して水洗いする事が可能です。吸引力が落ち込んだ時や、ゴミ詰まりが発生した際は分解清掃してみましょう。
本体側フィルタの取り外し方
サイクロンユニットをひねって取り外します。
高機能フィルタの骨組みを持ち、回しながら引き抜くように取り外す。
スポンジシートをつまんで取り外します。
高機能フィルタとスポンジシートは水洗い可能。洗ったあとは日陰干しし、完全乾燥してから本体に取付けます。
乾燥が不十分だと、吸引力が低下するばかりか、掃除機本体が故障する恐れもあります。高機能フィルタ、スポンジシートは必ず完全乾燥させましょう。
サイクロンユニットの分解
ダストケースを取り外します。
メッシュフィルターを反時計回りに回し、ロックを解除して取り外します。
ツメを両側から押しながらプレフィルタを取り外します。
スポンジフィルタを引き抜いて取り外します。
普段のメンテナンスの際は上記までの分解でOKですが、ゴミが詰まってしまった際はノズル先端の分解をすることも可能です。
ノズル先端は、矢印のところに割りばしなどの細い棒を差し込み、ツメを押しながらパイプを前側に引き抜くことで取り外す事が出来ます。
以上でサイクロンユニットの分解は完了となります。各パーツは水洗い可能ですが、こちらのパーツも組み立てる前に完全乾燥させます。
因みにノズル内部にはゴミ逆流こぼれ防止用のゴム弁が付いていました。こちらは経年劣化で千切れそうな予感がします。長期間使用して、ノズル先端からゴミがこぼれ落ちてきたらここのゴム弁を疑いましょう。おそらく部品だけ数十円で買えるはずです。※基本的にマキタ製品は部品一つ一つをばら売りしています。故障しても安心ですね!
マキタ新型サイクロン 本体一体式の良い点・悪い点
マキタカプセル式充電式クリーナー(14.4V/18V/40Vmax)を簡単にサイクロン一体式に変更できるサイクロンユニットキットですが、個人的には凄く気にったのですが、どうしてもマイナス点もあります。
以下にサイクロン一体式の良い点悪い点をまとめましたので、お手持ちのカプセル式掃除機をサイクロン一体式に変更したいとお考えの方は参考にしてみてください!
良い点
- 狭い所でもダストケースが邪魔にならない
- カプセル式や紙パック式よりも吸引力が安定する
- ゴミの集塵量が目視できる
- ゴミ捨て簡単
- 排気がクリーン
悪い点
- 少し重くなる
- 少し吸引力が落ちる
- ゴミ集塵量が少ない
- 部品点数が多くなり洗うのが面倒
動画
こちらは実際にサイクロン一体式ユニットを掃除機(CL281FD)に取付けた際の動画です。分解方法なども紹介していますので参考にしてみてください。
コメント
コメント一覧 (3件)
はじめまして
マキタのサイクロンユニットで水を吸う動画を拝見しました
動画ではバケツに入った水を吸ってましたが
漏水などで床に広がった水も吸えるのでしょうか?
ワタナベさま
はじめまして。
基本的に水は吸わない方が良いですね。
故障の原因になります。
やっぱりそうですよね
回答ありがとうございます