充電済みのハイコーキマルチボルトバッテリーBSL36A18を誤って床(フローリング)に落としてしまったところ、電動ツールに取り付けても動かなくなってしまいました。
何故バッテリーを床に落としてしまったのか?
コードレスクリーナーR36DA使用中、先端のノズルを外そうとした際、本体を持ち上げたところ、突然バッテリーが外れて、床にドカンと落ちた感じですね。高はおよそ1mと言ったところです。
おそらくですが、前回バッテリーを充電して取り付ける際、しっかり奥まで差し込めていなかったんだと思います。
カチンと音がするまで電動ツールにバッテリーをしっかりセットするのがいかに大切なのか、再認識しました。
こちら↓はバッテリーを落としたところのフローリングの凹みです。バッテリーは壊れるは、床は凹むはで踏んだり蹴ったりですね(汗)
ですが、覆水盆に返らず、やってしまったものはどうにもなりませんので気持ちを切り替えていきましょう!
ちなみにここだけの話、バッテリーは過去に何度か床に落としたことがありますが、その時は無事でした。今回は当たり所が悪かったのかもしれません(笑)
バッテリーの状態
フローリングの凹みは凄かったのですが、バッテリーの外観に割れや欠けはありませんでした。振ってみても音はしませんでしたので、内部の物理的破損は無さそうです。
見た目は何ともないバッテリーですが、掃除機や他の電動ツールに取り付けると動作不能の状態です。
インパクトドライバーWH36DAに取り付けた際は、LED照明や打撃力変更は可能でしたが、動作はしませんでした。内部基板が故障しているのでしょうか?
電池残量ボタンを押してみると両端が高速点滅。
取説でこの点灯パターンを調べてみると、「故障のため出力停止」との記載がありました。
因みに充電器に差し込んでみると、直後にピーの連続音と緑ランプが点灯しました。これは充電完了時のサインでで、充電不能などのサインは出ませんでしたね。
バッテリーの状態を動画で見る
バッテリーの状態は動画撮影もしていますので、こちらもご覧頂ければと思います。↓Youtubeの埋め込みですので、このまま再生できます。
バッテリー電圧を測ってみる
電池残量表示でバッテリーの故障なのは分かりましたが、バッテリー電圧はどうなっているのか気になったので測ってみる事にしました。
ハイコーキのマルチボルトバッテリーの電圧を測る際は↓の画像のようにテスターを端子に対角に当て、上下セルの電圧を計測するそうです。
上下セルのバッテリ電圧を測ってみたところ、双方20.5Vで差異はありませんでした。となると、セル自体は問題なく生きているということでしょうか?
分解して内部を見る
基本的にバッテリーを分解してしまうと、保証や修理を受けられなくとの事ですが、私は自己責任で分解してバッテリ内部ユニットの様子をちらっと覗いてみる事にしました。
バッテリーの内部ユニットを覗くだけなら分解は非常に簡単で、バッテリー底面4隅のトルクスネジ(T8サイズ)4本を緩めるだけです。
カバーを外すと内部ユニットは簡単に取り出せます。
内部ユニットを目視で色々と点検、半田剥がれや部品の脱落が無いかなど、、、なお、セルはサムスン製のようです。
点検した結果、この状態では特にダメになってしまっているところは無さそうでした。
これ以上の分解は何かと厄介な事になりそうなのでやめておきました。
結局内部ユニットを覗いてみても、今回の故障箇所の特定はできず、、、
もしかして衝撃センサーが付いていて、ある一定の衝撃が掛かると強制的に出力停止制御するとかだったりするんですかね?
そうなったら、専用機器に繋いでそれを解除できるとか?残量ボタンであるコマンド打ってリセットできるとか?
その辺ご存じの方いましたら、コメント頂けると幸いですm(__)m
保証で直せば?
これからこのバッテリーを有償修理に出すか、または処分するかは未定です。何かしら進展ありましたらまたブログを書きたいと思います。
なお、2年保証の無償交換をしてもらえば一番良いのですが、なんと保証書に必要な販売店の書類が行方不明故、現在保証交換は出来ない可能性が大きいです(汗)
みなさん、保証書関連の書類は大事に保管してくださいね!でないと、私みたいに踏んだり蹴ったりどうしようもない状態になってしまいますので!
後日追記:なんと無償交換して頂きました詳細は↓↓の記事で
ハイコーキリチウムイオン電池の保証内容
ハイコーキのリチウムイオンバッテリーの保証期間は購入から2年間または充電回数1500回で、いずれか先に到達した方となります。
保証書によれば、以下のような場合、保証期間内であっても有償となるとの事です。
- 使用上の誤り、又は改造や不当な修理による故障又は損傷。
- お買い上げ後の衝撃、落下あるいは移動、輸送などによる故障又は損傷。
- 火災、地震、水害、落雷、その他天災地変、公害による故障又は損傷。
- 指定以外機器へ用途に使用したことによる故障又は損傷。
- 本商品内部への水の侵入による故障又は損傷。本商品に水没、水濡れなどの痕跡が発見された場合、あるいは結露などによる腐食が発見された場合。
- 保管の不備およびお手入れの不備による故障又は損傷。
- 工場でのライン作業など連続長時間作業による故障又は損傷。
- 使用者が特定できない場合(リース、レンタルなど)
- 本書の指示がない場合。(保証書の事)
- 本書の製造番号、お買い上げ年月日、販売店名の字句を書き換えられた場合。
- 本書の製造番号、お買い上げ年月日、販売店名の記入が無く、かつ領収書又はレシート添付の無い場合。
私の場合、②と⑪が当てはまっています。保証書に必要な販売店のレシート、領収を見つけたところで、落下による故障は有償確定っぽいです(涙)いくらかかるんですかね。
コメント
コメント一覧 (4件)
宜しくお願い致します。
もし有償で御幾らでしたか?
基板の交換修理でしたか?
くう様
こんにちは。
有償の際の金額は教えてもらえませんでした。
最終的にはバッテリーまるごと新品に交換してもらいました。
このバッテリーには保護回路(衝撃?)が入っていてHIKOKIアプリで内部プログラムの更新で直るみたいですが、現在アプリの不具合で内部プログラムの更新が出来ない状況みたいです。(アップデートするとアプリが強制終了する)
1m程度の高さから落とした程度で故障ランプが点くのはHiKOKI側の設計ミスかプログラムミスです。
私はマキタの電動工具を8mの高さからコンクリートの床に落として工具が壊れましたがバッテリーは無事でした。
電池残量ボタンを押してみると両端が高速点滅は中のプログラムがロックされて使用不可能になります。
Bluetooth機能搭載のバッテリーはアプリをダウンロードしてスマホと連携させてバッテリーのプログラムをアップロードさせると直る事が有ります。
正直HiKOKIのバッテリーのロック率は異常に高いです。
あまりにもバッテリーの故障が多いので(20個で15個故障)HiKOKIに電話して聞いたらメーカーも認める程バッテリーの修理が多いと言っていました。
バッテリーの修理が何十万件と有るそうで、私が思うにはHiKOKIはリコールするべきだと思いました。
多分この事を知らない人は泣き寝入りしていると思います。