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マキタ充電式掃除機 簡単吸引力アップ方法

今回はマキタ充電式クリーナーの吸引力を簡単お手軽にアップさせる方法をご紹介したいと思います。ただし、マキタ充電式クリーナー全てに当てはまる方法ではありませんのでご注意下さい!

簡単お手軽に吸引力をアップできる機種は14.4V、18V機種のみとなります。紙パック式、カプセル式どちらも可能です!対象機種の型式は以下の通りです。

CL142FD/CL141FD/CL140FD/CL182FD/CL181FD/CL180FD

目次

紙パック式の吸引力アップ方法

マキタ14.4V、18Vクリーナーの紙パック式掃除機を購入すると標準で紙パック10枚の他に「高機能ダストバッグ」が付属してきます。カタログに掲載されている吸込み仕事率は高機能ダストバッグ装着時のものが記載されています。

そして興味深いのがカタログに記載されている吸込み仕事率の欄です。標準の高機能ダストバッグ使用時と、別売りのダストバッグ使用時の吸込み仕事率が記載されており、ダストバッグ使用時の方が吸引力がアップしています。

ということで、紙パック式の掃除機の吸引力を簡単に上げる方法というのは、標準の高機能ダストバッグから別売りのダストバッグに交換するだけです!超簡単ですね!別売りといってもダストバッグは定価170円ですので大した痛手にもなりません!

どれくらい吸引力が上がるのかは以下の通りになります。14.4V、18V共になんと最大で5Wも吸込み仕事率が上がってます!

機種名高機能ダストバッグダストバッグ
CL142FD(14.4V)強29W/標準10W強34W/標準12W
CL182FD(18V)強37W/標準10W強42W/標準15W

吸引力アップの違いは、この様に手を当てただけでも体感できるほどだと思います。手への吸い付き方、吸い付いたときの吸引音がいかにもパワフルって感じです!

なぜこんなに簡単に吸引力が上がるのかというと、おそらく双方の素材の違いによる吸入抵抗の違いだと推測できます。高機能ダストバッグは非常にきめ細かい織物に対して、ダストバッグは通気性が優れた不織布(ふしょくふ)を使用しています。ですので、マキタ掃除機の原理的にダストバッグの方が吸引力がアップするのだと思います。

ただし、ダストバッグは通気性が非常に優れてるが故に、掃除機本体へ塵(ちり)やホコリが入りやすいというデメリットがあると思われますので、もしかすると掃除機の寿命を縮める恐れもあるかも知れないですね。

その辺の事に付いてはこちらの記事を参考にしてみて下さい→マキタ充電式クリーナー 紙パック/ダストバッグ/高機能ダストバッグ 特長や違い

因みに高機能ダストバッグ、ダストバッグではなく使い捨ての紙パックを使用すると、カタログには記載されておりませんが、おそらく吸込み仕事率が一番低いと思います。

理由としては、高機能ダストバッグ、ダストバッグよりも通気性(吸入抵抗)が悪いからです。簡単にゴミを捨てられる手軽さを取るか、ゴミは捨て難いが吸引力が強い方を取るか!?どちらを選ぶかはユーザー次第ですね。

カプセル式の吸引力アップ方法

マキタの14.4V、18Vカプセル式掃除機は、標準で「高機能フィルター」が付属してきますが、こちらもカタログには高機能フィルターを使用した場合と別売りのフィルターを使用した場合の2パターンの吸込み仕事率が記載されています。そして吸引力が高い方は別売りのフィルターの方です。

なぜ高機能フィルターよりもフィルターの方が吸引力がアップするかというと、紙パック式で述べた事と同じく、素材による吸入抵抗の違いだと思います。

高機能フィルターはきめ細かい織物で出来ているのに対し、フィルターは不織布(ふしょくふ)のような非常に通気性が高い素材です。

別売りフィルタを購入して掃除機に取り付ける際は、フィルタを固定するためのプレフィルタも同時に購入する必要があるので注意して下さい。プレフィルタの中にフィルタを入れ、掃除機にセットする形となります。

ということで、カプセル式掃除機を簡単に吸引力アップさせる方法もいたって簡単!高機能フィルターから別売りのフィルターに交換するだけとなります!

しかし、フィルタ装着にも弱点やメリットも存在します。詳しくこちら記事をご覧ください→マキタ充電式クリーナー フィルタと高機能フィルターの違い

高機能フィルターからフィルタに交換した場合の吸引力アップの機種別一覧表は以下の通りとなります。カプセル式も最大で吸込み仕事率が5Wアップします。

機種名高機能フィルターフィルタ
CL141FD(14.4V)強29W/標準10W強32W/標準12W
CL140FD(14.4V)29W34W
CL181FD(18V)強37W/標準10W強42W/標準15W
CL180FD(18V)37W42W

カプセル式の吸引力アップも体感できるレベルですね!かなりパワフルです!

まとめ

まとめると、14.4V、18V機限定になりますが、紙パック式は別売りのダストバッグ装着。カプセル式は別売りのフィルタ(プレフィルタも必要)装着で簡単に吸引力を上げる事が可能ということになります。対象機種をお使いの方の参考になれば幸いです。

ただし、吸引力が簡単に上がる分、それなりの弱点やデメリットがあるので、今回の吸引力アップを実践する際はその辺の事も考慮してみて下さい!

個人的には今回の方法で吸引力をアップさせ、それにマキタで新発売したサイクロンユニットを取り付けて使用するのがおすすめかと思ってます!

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