マキタの充電式クリーナーCl182FDやCL142FD等の紙パック式(ダストバッグ式)において、壁に立てかけたり、持ち運び中に吸ったはずのゴミがヘッドノズルから落ちて来ることがあります。
こんな風にゴミが落ちている事が、、、もしかすると、それはバルブステー(ゴミストッパー)の寿命かもしれません!消耗品ですので、一度点検してみることをお勧めします。
ゴミストッパーとは
ゴミストッパー(バルブステー)とはゴミパックと本体の間に取り付けるあのオレンジの部品の事です。
こんな風にゴムのフタ(バルブ)が付いているシンプルな部品です。実はこれが重要な役割をしています。
バルブステーの役割
こちらはわかりやすくするため、ダストバッグを外してある状態のゴミストッパーを掃除機本体に取り付けたものです。停止時はこのようにバルブが閉じています。
スイッチを入れ動作(吸引)させると、吸気の力によってバルブが開きます。
そしてスイッチを切ると、バルブはまた閉じます。このように、バルブはゴミを吸うときだけ開き、スイッチを切ると閉じる。いわゆる逆止弁構造になっています。この働きにより、停止時はゴミがこぼれない様になっているんですね!
ゴムバルブが劣化して硬直する
しかしながら、長い間掃除機を使っていると、バルブステーが劣化し、ゴムが変形、硬直してしまう事があります。本来吸入するときだけ開くはずのバルブが停止時も開きっぱなしになってしまう、もしくは完全に閉じない。すると立てかけたり、持ち運び中にノズルからゴミが落ちてしまうというわけです。
改善方法
バルブステーが正常に動作せず、閉じなくなってしまったら、新しいバルブステーに交換しましょう!電気屋さんやホームセンターで売っているのは稀ですが、通販で数百円で買うことが出来ます。
もともとこの部品は消耗品と考えていた方がよいので、ゴミこぼれが起きたら、まずは点検してみて下さい。
マキタ純正品番:142650-6 名称バルブステーコンプリート
↓↓適合機種↓↓
ゴミ詰まりの場合も
ノズルからのゴミこぼれは、バルブステーにゴミが引っかかってしまって動作不良をした場合でも起きることがございます。長いものがこんな感じでバルブに挟まっていたりしてもゴミが落ちますので、この辺もチェックした上で、バルブステーの交換が必要かどうか判断しましょう!
動作を動画で確認
こちらは正常なバルブステーの動作を撮影したものです。点検の参考にしてみて下さい!
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