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ラムダッシュES-ST21のバッテリー交換修理

約10年間使用しているパナソニックの電気シェーバーラムダッシュES-ST21のバッテリーの調子が悪くなってきました。

ここ数年に渡り、満充電からの運転時間が短くなっている感じがしていて、直近では満充電しても5分位しか動かなくらいの状態です。

10年近く使用していますから、内蔵の蓄電池であるリチウムイオンバッテリーの劣化、寿命だと思います。

本来このようになってしまった場合は、メーカーに修理を依頼して内臓蓄電池を交換修理してもらうか、シェーバーの買い替えとなるでしょう。

しかし、ネットで調べてみたところ、どうやらこの型番の「ラムダッシュES-ST21」のリチウムイオンバッテリーは市販されており、自分で交換可能とのことです。

という事で、今回はラムダッシュES-ST21のリチウムインバッテリーをDIYで交換してみる事にしました。

バッテリーはDIYで可能なものの、メーカーではユーザーによる分解修理を推奨しておりません。修理や保証も受けられなく恐れもあります。また、パッキンを再利用することになるので、防水気密性の低下も考えられます。

DIYでバッテリー交換をする場合、事故や傷害、シェーバーの更なる不具合が発生しても全て自己責任となりますのでご注意ください。

目次

準備するもの

ラムダッシュES-ST21のバッテリー交換に必要なものは2つあります。

  1. ラムダッシュES-ST21に対応するリチウムイオンバッテリー
  2. 1番サイズのプラスドライバー

ラムダッシュES-ST21に対応するリチウムイオンバッテリーはAmazonやネットショップで入手可能です。今回はAmazonで購入し、980円でした。検索ワードは「ESLV9XL2507」「ESLV9ZL2507」「ESELV9L2507N」で調べると出てきます。

因みにこちらのバッテリーはラムダッシュES-ST21の他にも、多くのパナソニック製電気シェーバーに互換するようです。以下は同バッテリーが使える機種の一例となります。

ES-GA21、ES-LA10、ES-LA30、ES-LA50、ES-LA70、ES-LA90、ES8238、ES8237、ES8232、ES8046、ES8045、ES-LA92、ES-LA72、ES-LA82、ES-LA52、ES-LA12、ES8992 、ES8175、ES8195、ES8196、ES8171、ES8119、ES8115、ES8111、ES8088、ES8085、ES8086、ES-LV96、ES-LV76、ES-LV56、ES-LV54、ES-LV94、ES-LV74、ES-YLV7、ES-ST37、ES-ST27、ES-SF23、ES-ELV7E1、ES-ELV7、ES-ELV5、ES-FSV6、ES-AST2A、ES-ELV8、ES-ELV9、ES-CSV67、ES-CLV56、ES-CLV76、ES-CLV86、ES-CLV96、ES-ELV7AE3(ES-ELV7A)、ES8255
これは一例であり、その他の機種にも適合するものあると思います。


プラスドライバーはにはサイズがあります。サイズが適切でないとビスの頭をナメてしまう恐れがありますので、ビスのサイズに合ったものを使用しましょう。ラムダッシュES-ST21の場合、1番サイズのプラスドライバーが適切でした。

ラムダッシュES-ST21の分解方法(バッテリー交換)

後部のプラスビス1本を取り外します。


後部カバーを後方にスライドさせて取り外します。



背面カバーを矢印のように引き抜き、取り外します。


背面カバーを外したところ、内側がかなり汚れていましたので防水性が保たれているこの状態のうちに丸洗い洗浄することにしました。


使い古しの歯ブラシと中性洗剤を使用して綺麗に洗浄。


洗浄後はすすいでしっかりと乾燥させます。


6本のプラスビスを外します。


本体カバーをを開けるとバッテリーと対面できます。


バッテリーは手で引き抜くことで取り外せます。


固くて手で外すのが難しい場合は隙間にマイナスドライバーを差し込んでてこの原理で引き上げましょう。


新旧のバッテリーを並べてみると、デザインは異なるものの、サイズは全く同じです。


新しいリチウムイオンバッテリーを極性の向きに注してはめ込み、格納します。本体後部側がプラスです。


あとは分解した逆転順で組み直しますが、組み立てるときはパッキン面を掃除してから組立て、防水気密性を保てるようにしましょう。

バッテリー交換したら動かなくなった!?

組み直したら動作を確認しますが、、、、スタートボタンを押しても動かない。まさかバッテリー不良!?それともバッテリーが適合していないのか!?


マジかよ~、と思いながら、とりあえず充電コードに差して直ぐに抜いてみると、問題なく動きました!


その後数日運転してみても何の問題もなく動いています♪

どうやらバッテリー交換後は基板で何らかの制御があるようですが、一旦充電コードに差し込み充電することで制御が解除されるみたいです。

まとめ

以上でラムダッシュES-ST21のバッテリー交換は完了となります。バッテリー交換後動かなくなったときは少し焦りましたが、交換自体は簡単でしたね。

バッテリー交換後は新品時のような運転時間に復活し、一度の充電で何日間もシェーバーが使えるようになりました!

修理代は1000円以下、ダメもとで修理してみるものですね♪

自己責任とはなりますが、同機種のバッテリー交換をしようとしている方は参考になればと思います。

取り出したバッテリーの処分に関して

取り出したバッテリーは両極にショート防止のためテープを貼り付け、家電量販店のケーズデンキに持ち込み、無料で引き取ってもらう事が出来ました。

リチウムイオンバッテリーはリサイクルできるバッテリーなので、ケーズデンキだけでなく、名前の通った家電量販店でしたら無料で引き取ってくれると思います。

試しに、ヤマダデンキに問い合わせしてみたところ無料で引き取ってくれるとの事でした。おそらくその他の家電量販店でも引き取ってくれる可能性は高いと思います。 

ケーズデンキ小型充電式電池・ボタン電池の回収について↓

ヤマダデンキ小型家電リサイクルについて↓

修理作業動画版

バッテリー交換方法の動画版です。ブログと合わせてご覧頂ければと思います。

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