マキタの18V充電式ディスクグラインダGA404D(100mm)のヘッド角度(位置)を変更し、切断、切り込み作業をし易いように改良する方法をご紹介いたします。
ノーマルは切断に向かない!?
こちらはノーマル状態のGA404Dです。平面の研削、研磨をする場合、グリップも握り易いですし、スイッチ操作性、重量バランスも良好です!
一方、切断、切り込み作業をメインで行う場合、本体を90度回して使いますのでグリップも握り難く、スイッチ操作性も良くないですよね。重量バランスもイマイチ。
そこで今回紹介するプチ改造(改良)の出番です!実はマキタのGA404Dは、ちょっとした作業を行うことでヘッド角度を変更することが出来てしまうんですね~!
ヘッド角度を変更する事で、切断作業、切り込み作業がし易くなります!早速その方法をご紹介いたします!
ヘッド角度(位置)変更方法
まずは、バッテリー、ディスク、カバーを取り外します。この辺の取り外し方は取り扱い説明書に載ってますので割愛いたします。
ヘッド4箇所のビスを取り外します。
ビスはそれほどキツク締まってませんので、普通のドライバーがあれば大丈夫です。
ビスを全て外すとヘッドカバーが開けられます。開けるときはホコリがこぼれ落ちますので、駆動部(ギヤ)に入らないように注意して下さい。
ホコリ汚れを塗れたウエス等で綺麗に掃除し、ヘッドを90度回転して本体に取り付けます。
なんとネジ取り付け位置のピッチはヘッド位置を変えてもピッタリなのです!ヘッドの駆動ギヤもバッチリ咬み合います!
ビス止めし、カバー、ディスク、バッテリーを取り付ければヘッド位置を変更した切断、切り込み特化型GA404Dの完成となります!簡単ですよね!
操作性
さてヘッド角度(位置)を変更したディスクグラインダ。動作をチェックしてみます。バッチリ始動!異音などなし!
グリップも握り易いですし!重量バランスもいい感じです!スイッチ位置もよく操作性もバッチリです!
まとめ
GA404Dディスクグラインダを切断、切り込みメインで使用する場合、ヘッド角度を変更する事で操作性がかなり良くなります!切断、切り込みメインで使っている場合には有効的な改良かと思いますので、参考になれば幸いです!
ただし、このような改造を行うとメーカー保証を受ける事が出来なくなりますし、故障や動作不良、事故が発生する可能性もありますので、興味のある方は全て自己責任の上で行うようにしてください。
動画
こちらはヘッド角度を変更する方法を動画にしたものです。こちらも参考にしてみて下さい。
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