マキタから発売された非常に使い勝手が良いアイテム、マキタ掃除機用サイクロンアタッチメント(品番A-67169)なんですが、メーカーによると吸い込み仕事率15W以下のクリーナーに取り付けると吸引力不足になる恐れがあると言われています。
そこで、今回は実際に吸い込み仕事率15W以下のクリーナーにサイクロンアタッチメントを取り付けてゴミを吸うと吸引力はどんな感じになるのか検証してみました。
吸い込み仕事率10Wで吸う
検証に使用するクリーナーはマキタの最強機種と言われているCL181FDを使用します。こちらの製品はハイモードとローモードが切り替え可能で、ハイモードで吸い込み仕事率37W、ローモードで10Wとなっていますので、こちらのローモードで検証してみたいと思います。
※使用するバッテリーにより多少吸引力は変化しますが、吸い込み仕事率15W以下のはずです。
吸い取るゴミはこちらの大鋸屑(おがくず)です。はたしてどうなるか!?
起動スイッチを1回、2回押してローモードへ。ローモードは騒音も半分以下なんじゃないかと言う位静かです。
実際にローモードで吸ってみると、ハイモードには吸い込む速さは劣りますが、それでも普通に吸えますね。
結果
今回の検証で分かったことは、大鋸屑のような比較的軽いゴミなら、吸い込仕事率15W以下のクリーナーにサイクロンアタッチメントを取り付けていても吸えると言う事です。
しかし、少し大きくて重いゴミですと、やはり吸い込み仕事率15W以下のクリーナーだと満足するような掃除機がけは出来ないと思います。
コインを吸い取る実験では、ハイモード37Wなら1円、5円、10円、50円、100円、500円まで全て容易に吸えたのに対し、ローモード10Wでは、1円、5円、10円、50円までが良い所です。
100円と500円は吸入口と床の隙間を直角にして隙間を無くして何とか吸えた感じです。やはりそうなると、メーカーが推奨するとおり、吸い込み仕事率15W以下の掃除機にサイクロンアタッチメントはあまりおすすめできないと言う事ですね。これからマキタのサイクロンアタッチメントの購入をお考えの方の参考になれば幸いです。
こちらは今回の検証を動画でご覧いただけます。参考にしてみて下さい。
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