マキタ掃除機パイプを少しだけ延長する方法

2018年9月26日2021年10月20日

機種により多少異なりますが、マキタ充電式クリーナーはストレートパイプとヘッドノズルを取り付けた状態、いわゆるスティックタイプとして使用している時の全長は、大体が95cm～100cm前後となっております。

この長さは身長173cmの私にとってジャストな長さと言っても過言ではなく、手返しがよく非常に使い易い長さとなっております。おそらくマキタ充電式クリーナーは日本人成人男性の平均身長170cm前後を対象に掃除機の長さを設計しているのではないでしょうか。

しかし、その反面平均身長を超える高身長ユーザーの方の中には、マキタの充電式クリーナーの全長が短か過ぎて使い難いと感じている方もいるようです。

マキタ純正アタッチメントとして延長パイプが販売されていれば助かるのですが、残念ながら今現在そういったアタッチメントは販売されておりません。

そこで、今回は簡単な方法でマキタの掃除機パイプを延長する方法を思いつきましたので、シェアしてみたいと思います。

今回の方法で全長がおよそ6～8cm（全機種共通）伸びますので、マキタの掃除機が短すぎて使い難いと感じている方の参考になれば幸いです。

※女性の方などで、マキタ掃除機が長すぎて困っている方は間単にパイプを短く詰める方法がありますので、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

マキタで人気の掃除機の全長（カタログ値）は以下の通りとなっております。

モデル名	全長（カタログ値）パイプ+ヘッドノズル装着
CL106FD	958mm
CL107FD	960mm
CL108FD	956mm
CL140FD	981mm
CL141FD	981mm
CL142FD	986mm
CL180FD	999mm
CL181FD	999mm
CL182FD	1004mm

CL107FDのパイプを延長

今回は例として、マキタ充電式掃除機人気ナンバーワンを誇るCL107FD(10.8V)を使用して、パイプを延長していきます。まずは延長前の掃除機全長を実測値として測ってみます。

全長はおよそ94cmでした。この測り方だとカタログ値よりも約2cm短いですが、これはヘッドノズルを垂直に立てているからですね。カタログ値はヘッドノズルを寝かせた（倒した）状態で計測しているんだと思います。

今回は全てヘッドノズルを垂直にした状態で計測していきますので、基準値は94cmとします。

使用する物

今回マキタのパイプを延長するためにこちらの「コーワつぎてパイプ：品番30823」という社外品パーツを使用します。この「コーワつぎてパイプ」とは、パイプがテーパー状（両端が異径）となっている商品で、元々は各メーカーの掃除機パイプに社外品のヘッドなどを取り付けるための汎用「継ぎ手パーツ」アタッチメントです。

コーワ　つぎてパイプ　３０８２３

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取付け方

延長する方法はいたってシンプルで、コーワつぎてパイプをマキタ掃除機本体とストレートパイプの間に割り込ませて取り付けるだけです！

コーワ継ぎ手パイプのテーパー形状はマキタ掃除機にピッタリで、隙間ができたり取り付け部分が緩くなるといった事もなく、しっかり取り付ける事が出来ます。

パイプを取り付けた分、掃除機の全長が少し伸びているのが分かると思います。果たしてどれ位延長出来たのか！？

計測してみると、実測値で約102cmですので、ノーマル時の約94cmよりも約8cm全長が延びています！

全長が約8cm長くなった掃除機を使用してみると、身長173cmの私からすれば、ちょっと長くて使い難い感じですが、身長180cm位の方でしたら丁度良い長さのはずですね♪

つぎてパイプを取り付けた分重さが約35g増加しますが、その重さは全く気になりません。

ノズル側に取り付けると？

ちなみにコーワつぎてパイプはノズル側にも取り付け可能です。こちらも隙間や緩さはなくしっかり取り付ける事ができますね。

しかし、ノズル側に取り付けますと全長が約100cmとなり、本体側に取り付けた時より約2cm短くなります。この違いはノズル側の差込口と本体側の差込口の形状が異なるため、つぎてパイプが刺さる深さが異なるためのものです。

本体側に取り付ければ全長+8cm、ノズル側に取り付けれれば全長+6cmとなるので、お好みの方に取り付ければよいと思います！

延長量まとめ

マキタCL107FDにコーワつぎてパイプを取り付ける事による掃除機全長の変化量をまとめると以下の様になります。機種により全長は異なりますが、マキタ充電式クリーナーのパイプ類、掃除機本体の差込口径は全機種共通のため、つぎてパイプを取り付けた際の延長量はどの機種も同じになるはずです。本体側に取り付ければ+8cm、ノズル側に取り付ければ+6cmです。