マキタ充電式クリーナーを毎日使っていると、掃除機本体のみならず、当然ノズルにもガタが出始めます。今回はマキタ掃除機CL181FDの標準ノズル(ヘッド)のローラーシャフト(軸)が擦り減っていることが判明しましたので、交換してみたいと思います。
現段階では放っておいても特に不具合は無いのですが、いつか必ず限界がきます!長く使うにはメンテナンスしながら使っていくのが基本となります。
と、言いつつシャフトの磨耗が酷いのは一箇所だったりしますので、ただ単に分解整備してみたいだけです(笑)今回は全箇所のシャフトとローラーを同時に新品交換します!
必要部品の品番と価格
今回ローラーシャフトを交換するにあたり、どうせならローラーも新品にという事でローラーも新品を用意しておきました!
名称 | 品番 | 税抜き価格 |
---|---|---|
ピン | 268208-4 | 20円 |
ローラー | 451410-8 | 90円 |
適合機種は現在マキタのカタログに掲載されている充電式クリーナー付属の標準ノズル全て(CL070D/CL100D/CL106FD/CL108FD/CL140FD/CL180FD/CL181FD/CL105D/CL110DCL072D/CL102D/CL107FD/CL104FD/CL182FD/CL105D)。9.6V機種、7.2V機種の一部など例外もあると思いますので、適合に関してはメーカーにご確認下さい。
交換方法
ローラーとノズルの隙間にマイナスドライバーを差込み、テコのように持ち上げるか、ドライバーを捻るとボコっとローラーが浮き上がり、外す事が出来ます。
シャフトとローラーを分離するとこんな感じです。
同じ要領で全箇所のシャフトとローラーを取り外します。
こちらが取り外したシャフトとローラーです。シャフトは酷く磨耗しているものやメッキが剥がれているものがありますね。ローラーも新品時に比べて明らかに減っています。
新品のシャフトとローラーを比較してみるとまるで別物ですね!やはりどちらも交換時期のようです。
取り付け
新しいシャフトとローラーをこの様にノズルにセットします。
あとは指で押しこんでやるだけです。パチンと音がすれば上手く取り付けられた合図となります。
シャフトには切り欠きがあり、ノズルにハマる位置が決まっていますので、取り付けの際はご注意下さい。
新しいシャフトとローラー(タイヤ)が装着されたマキタ掃除機標準ノズル。周りのボロさとのギャップがありますね(笑)
動きを確認すると、極めてスムーズです!シャフトとローラーを新品に交換したことでローラーのガタも減りましたし、ローラー回転時の静粛性も良くなりました!修理成功です。
シャフト磨耗の原因
シャフトが減る原因は様々なケースが考えられますが、可能性として大きいのはシャフトとローラーの間に細かいゴミ(異物)が入ったまま掃除機がけをしたことだと思います。
シャフトとローラーの隙間に入った微細な異物がヤスリのように作用し、それが長い時間を経て徐々にシャフトをすり減らしたのだと思います。やはり普段からノズルのローラー部の観察やメンテナンスが大事だということですね。
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