マキタの人気ナンバーワン充電式クリーナーCL107FDSHWを購入しまして、吸引力、機能は評判通りで満足していました。しかし、標準付属のバッテリBL1015は容量1.5Ahしかありませんので、運転時間の短さに不満を感じるようになりました。
運転時間は掃除機がけするスピード、範囲や、建坪数によって左右されると思いますが、我が家の場合、約建坪40で、階段、廊下、フローリングの部屋1部屋、畳部屋2部屋を掃除機がけすると、バッテリー切れになります。
使用モードは基本的に3段階のうちの中間の「強」を使用していますので、時間にしておよそ10分ちょっとだと思います。一応掃除機がけしたい部屋全部を掃除機がけをすることは出来ても、掃除機がけ後は毎回充電する必要が出てきます。
10分少々使用するたびに毎回充電って、結構面倒ですよね。
そこで、この度運転時間を長くするため、マキタ純正の別売り大容量バッテリーBL1040Bを買ってみましたので、レビューしてみたいと思います。CL107FDSHWを購入した方で、運転時間に不満のある方は参考にしてみて下さい。
BL1040Bの特徴
BL1040Bはマキタ10.8Vスライド式バッテリー用の大容量バッテリーで、容量は4.0AhとCL107FDSHWやCL106FDSHWに標準付属の1.5Ahに比べ、約2.66倍の容量を誇るバッテリーです。充電器は掃除機に付属するDC10SAで充電可能です。
BL1015(1.5Ah)との違い
BL1015バッテリとの違いは容量の他に、大きさ、重さ、機能が異なります。まず大きさですが、BL1040Bは下の画像の通り高さがあります。その差はおよそ2倍。見れば直ぐに分かるほど大きさが異なることが分かります。
次に重さです。左がBL1015で約209g、右がBL1040Bで約375gと、BL1040BはBL1015よりも166g重いですね。
BL1040BにはBL1015には無い、バッテリー残量確認ランプがあり、ボタンを押すことでいつでもバッテリー残量が確認できる機能が付いています。
この機能は地味にありがたい機能だと思います。マキタのクリーナーCL107FDにもバッテリー切れ警告機能が付いていて、バッテリー切れが近いと本体のLEDが点滅して知らせてくれますが、点滅後は直ぐにバッテリーが完全になくなるのであまり役に立たないんですよね。バッテリ自体でいつでも残量確認できるのはありがたいです。
連続使用時間の違い
BL1015からBL1040BバッテリーにしたときのマキタクリーナーCL107FDの運転時間の違いは以下の通りです。もう全然連続使用時間が違いますね。
バッテリ | 連続使用時間 (パワフル/強/標準) | 充電時間 (DC10SA) |
---|---|---|
BL1015 | 約10/12/25分 | 約22分 |
BL1040B | 約27/32/67分 | 約60分 |
ただし、使用時間が長く容量が大きい分、充電時間はBL1015の約3倍の60分掛かります。
実際に使ってみた
机上の数値が分かったところで、今度は実際にBL1040Bを使って使用感や、運転時間をテストしてみました。掃除機に取り付けると、大きさの差は歴然ですね。
重さの差はBL1015と166gほどしか変わりませんが、掃除機を持った瞬間今までよりちょっと重いなと気づくレベルです。連続使用時間に関してはほぼカタログ値通りで「強」モード使用で30分は使えました。これはいいですね~!
いままでのBL1015より約3倍長く使えます!すなわち充電も今までに比べ3回に1回で済みます!
まとめ
まとめると、BL1015からBL1040Bバッテリにすると、約3倍連続使用時間になります。一回の満充電で思う存分掃除機がけ可能です!その代わり、重さが約166g増加、充電時間も長くなるという事ですね。
また、バッテリー自体の価格もBL1015の実売価格が5000円前後に対し、BL1040Bは9000円前後と約2倍高いですので、決して安くは無いです。
ですので、値段も安く、軽量コンパクトなBL1015を別途購入して、付属のバッテリーと交互に使用するというやり方もありかと思います。これは使う人の好みによりますので、お財布と相談しながら選ぶと良いと思います。
いずれにせよ、マキタのコードレスクリーナーを快適に使用するのであれば、複数バッテリーを持っていて損はしないと思いますね!
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